情報感覚にすぐれている三重県民
いま大注目のパワースポット伊勢神宮があるのが三重県。といっても、ピンとこない人が多いかもしれません。でも、日本一の真珠の産地・志摩半島も三重県ですから、女性は無関心でいられないのではないでしょうか。
ただ、“神の国”だけあって、汗水たらして懸命に働くという気質に乏しいところもあります。その昔から、全国各地の人がたくさんお金を持って伊勢までお参りに来ていたので、そのふところをアテにして暮らすことができたからでしょう。しかし、三重県の人たちは情報感覚にすぐれています。これもあちこちの多種多様な人と接する機会が多かったからです。
そうした歴史もあり、商売上手なことにかけては全国でも指折り。江戸時代以降、県外に出ていってビジネスを成功させた三重県人は数多くいます。
「外に出る」というのは、平野が少ないせいもあります。とくに志摩半島より南側はほとんどが山ですから、農業が成り立ちません。そのため、多くの人が活路を求めて国内のあちこちに、場合によっては海外にまで出ていきました。冒険心がとても強いのも三重県出身者の大きな特徴といえそうです。
三重県民の男性は冒険心旺盛
「夫の小遣いが多い県・少ない県」という面白い統計があります。それによると、三重県は大分県とわずかの差で2位。これまでトップに立ったこともしばしばで、男性は、冒険心を発揮する機会に恵まれているように思えます。「1週間の家事のうち、夫は何%を担っていますか?」という別の調査で、三重県は下から3番目だったことからも、そんな一面が浮かび上がってきそうです。
ただ、そうはいっても“神の国”ですから、男尊女卑といった考え方はしませんし、悪い遊びに走るわけでもありませんよ。三重県出身の男性の名誉のために書き添えておきます。
さて、そんな三重県の男性とのお付き合いで大切なのは、気分よくいてもらうこと。逆にいうなら、上手におだててあげれば、びっくりするほど女性に尽くしてくれます。それも「なにげに」ですから、女性も快適。楽しい時間を過ごせるのはまちがいありません。
また、ときには女性のほうから積極的に誘いをかけてあげるのもいいかもしれません。同じ県どうしなら、そのあたりの呼吸はピッタリでしょう。大胆なプレーを取り入れるのも、三重県人との夜を盛り上げるコツ。冒険心が満たされることほど、楽しいことはないからです。
三重県民と相性が良い県は?
相性についても見ておきましょう。三重県の人といちばんスムーズな関係を築きやすいのは、大阪、兵庫、愛知、広島、福岡、神奈川、東京、宮城、あと北海道といったところ。いずれも都会化されたセンスの持ち主が多く、冒険大好きという人も多いからです。埼玉、千葉もそれに近いでしょう。
沖縄、宮崎、福岡、愛媛、奈良、静岡など、何ごとにつけ寛容というか、あまりせせこましくない考え方をする人が多い県ともうまく行きやすいはずです。
逆に、自分の考えにこだわる人が多い鹿児島、熊本、佐賀、山口、岡山、京都、長野などとは、お互い、相手の感覚をつかむまで時間がかかるかもしれません。
ただ、同じ三重県に生まれ育っても、自己主張の強いタイプと内気なタイプと両極端に分かれるので、相手がどちらに属するのかをよく見きわめること。それによって、接し方をコントロールすることが必要です。
セックス&恋愛傾向まとめ
性格や傾向から見えてくる夜の県民性は…
- 夜の冒険心旺盛
- 相手の求めていることがわかるい
- 大胆に求められると弱い
- 相性がいい都道府県 京都
1950年、三重県生まれ、名古屋育ち。
1976年に東京大学文学部を卒業後、8年間の出版社勤務を経て、株式会社エディットハウスを設立、現在に至る。
●主な著書
新・出身県でわかる人の性格/踏んだら最後! 県民性の地雷原/新・不思議の国の信州人/北海道から沖縄まで 日本全国「ヨイショ」のツボほか多数。