豪快で洗練された秋田県民の魅力
東北地方の県なので、垢抜けしないとか都会っぽさに欠けるのでは?などというイメージを抱いている人も少なくないようです。でも、あなたがもしそんな風に思っていたとしたら、それは大きな間違い。とても洗練された人の多い県です。
いまでこそ仙台のある宮城県がいちばん都会っぽい感じがしますが、江戸時代は秋田でした。その時代につちかわれた都会的なスマートさはそうそう簡単に消えてしまうものではありません。それはお金の使い方にあらわれるようです。
秋田の人はチマチマ使うのが好きではありません。使うときはパーッと、豪快に使います。とくに、男性にそういう人が多いのではないでしょうか。楽観的というか、「世の中、なるようにしかならない」という開き直りの感覚を持った人が多いのです。
江戸時代の秋田は、東北でも断トツのお金持ちエリアでした。それはお米の大産地だったからです。幕府のある江戸の人たちを支配していたのは秋田のお米といっても過言ではありません。そのときどきの生産状況にもよりますが、おかげで秋田は大いにうるおったのです。
オシャレで恋にも積極的な県民性
そのお金が回ったおかげで、秋田には「着倒れ」などという言葉も生まれました。
「着倒れ」とは、着る物にお金を惜しみなくつぎ込むこと。秋田の人はとにかくお洒落だったようです。今の時代も同じですが、人間、お洒落をするとテンションが上がります。それが気前よくお金を使うことにつながり、恋やSEXについても開放的になるのでしょう。そんな“伝統”は今でも変わっていないように思えます。
都会的な好奇心の旺盛さも、この県の人たちに共通しているようです。
秋田県民と相性がいいのは?
さて、そんな秋田の人との恋は、とにかくよどみなく進めること。もたもたしていると、それこそ垢抜けしない人と思われてしまいます。それには事前のシミュレーションが大事。こうなったらこうする、ああ言ったらこう対応する……と、きっちり予測しておけば何があっても動じないで済みます。
相性の点では、都会的な県がやはりGOODのようです。北海道、宮城、東京、神奈川、埼玉、千葉、静岡、愛知といったところがいちばんフィットしそう。新潟、石川、福島、群馬も波長が合うのではないでしょうか。もちろん、京都、大阪、兵庫、広島、福岡、長崎もOK。
逆に、青森、岩手、山形は、同じ東北でも感覚にやや違いがあり、ギクシャクするかもしれません。富山、福井、栃木、茨城もビミョーなところがあります。長野、山梨、岐阜とも、ときどき不協和音が出る心配がありそう。
ただ、何度もいいますが、ポイントは「都会的」かどうかという点にあります。どこの県であっても、そうした感覚に長けている人とはウマが合うはずです。SEXも、快楽の追求にかけてはかなり貪欲なところがあるので、男性は体力がないと大変かもしれません。でも、頑張っただけの甲斐はありそうですよ。それでHAPPYを共有できればいうことないでしょう。
セックス&恋愛傾向まとめ
性格や傾向から見えてくる夜の県民性は…
- 新しいプレイの開拓上手
- 好奇心旺盛で性に開放的
- なぜかスタイルがいい
- 相性がいい都道府県 東京
1950年、三重県生まれ、名古屋育ち。
1976年に東京大学文学部を卒業後、8年間の出版社勤務を経て、株式会社エディットハウスを設立、現在に至る。
●主な著書
新・出身県でわかる人の性格/踏んだら最後! 県民性の地雷原/新・不思議の国の信州人/北海道から沖縄まで 日本全国「ヨイショ」のツボほか多数。