
『一日中、エッチしてみたい!』と思ったことはあるでしょうか?愛し合っているカップルにとって、セックスは大切なラブ・コミュニケーションの一つです。「昼間から始めて翌朝まで、ずっとセックス三昧」という体験に憧れる方もいるかもしれません。
とはいえ、現実的に『24時間、一日中エッチし続ける』というシチュエーションは可能なのでしょうか?
この記事では、一日中セックスするやり方や準備のコツ、前夜・当日・翌朝のタイムテーブル、注意点などを紹介します。お互いの体力や女性の膣への負担も考えると、挿入だけでなくさまざまなセックスのバリエーションを試してみることがポイントです。
一日中セックスしてみたい!その魅力とは?
日本人のセックスの平均時間は約20分と言われているようです。男性がイクまでの時間が、20分よりも短いカップルもいれば、もっと朝から晩までのように長い時間セックスをしているというカップルもいます。
一日中セックスをすることに興味はあっても、実際には24時間どのようなスケジュールで過ごすのか、想像がつかない人もいるでしょう。また、いくら恋人が好きでも一日中セックスするのは難しそう、飽きてしまいそうだと感じる人もいるかもしれません。
しかし、時間をかけてセックスすることを楽しんでいるカップルは多く、そういったカップルは長時間のラブタイムだからこその魅力を見出しています。まだ長時間のセックスを経験したことがない人は、その魅力を事前に知っておきましょう。
お互いの試したいことがたくさん叶う

一日中セックスするとなると、普段はできないようなことにもチャレンジできます。時間がたっぷりとあるので、この機会にお互いのやってみたかったプレイを存分に楽しめるでしょう。ローションプレイやコスプレを使ったプレイなど、準備や片づけに手間がかかることでも、時間を気にせずのんびり楽しめます。
ラブグッズを使ったことのないカップルは、気になるアイテムを試してみるのも良いでしょう。今まで経験のないプレイにチャレンジすることで、もしかしたら新たな性感帯が見つかるかもしれません。
いつも以上に愛情が高まる

一日中セックスできるとなれば、時間に追われることもなく、気持ちにゆとりができます。そのためセックスでも、普段以上に相手のことを思いやった振る舞いができるでしょう。その結果、いつもよりお互いの愛情を感じられ、気持ちが高まるカップルも多いものです。
時間に追われる慌ただしいセックスは、行動にも余裕が持てません。また、男性は焦るとプレッシャーから射精できなくなることもあります。そのため時間がないと、ついつい相手の気持ち良さより自分のオーガズムのほうを優先してしまいそうになるでしょう。
一日たっぷりと時間がある場合、急かされる要素は何もないので、相手のペースに合わせよう、相手を気持ち良くしてから自分もオーガズムを迎えようという気持ちの余裕が生まれます。ピロートークにも時間を使うことができ、お互いの愛情を再確認できそうです。
マンネリ解消につながる

一日中セックスの時間をとれると、前述のとおり未体験のプレイにもチャレンジしやすくなります。また、たっぷりと二人で向き合う時間を持てるため、お互いを楽しませる工夫を考えることもできるでしょう。長く一緒に過ごして、相手のことを思いやる時間も増えることから、マンネリ予防・解消にも役立ちそうです。
一日中セックスしたなかで気に入るプレイがあったら、今後取り入れることで二人のラブタイムの質を向上させることもできます。プレイのバリエーションが増えるとセックスに飽きが来ず、二人の関係もいつまでも新鮮さを保てるかもしれません。
一日中飽きない、長時間のセックスを楽しむためのポイント
カップルで一日中セックスの時間を持てることは魅力的ですが、楽しく過ごすには準備が必要です。持ち物などの準備はもちろん、心と体の準備もしておくと時間を持て余すことなく満喫できるでしょう。そのため、長時間セックスしたい場合は行き当たりばったりではなく、前もって日付を決めておくのがベターです。準備するものやあらかじめ知っておきたいことなど、一日中エッチを楽しむうえで大事なポイントを紹介します。
1~2日前にはひとりエッチは控えて、気持ちを高める
一日中セックスを楽しむためには、その日に備えてエッチしたくてたまらない状態を作っておきましょう。せっかく心置きなくラブタイムの時間を持てるのなら、二人の気持ちが最高潮のまま最高のセックスをしたいものです。さらに当日になって「エッチな気分にならない」「勃起しない」となるリスクも遠ざけておく必要があります。
そのためには、しばらくの間ひとりエッチを控えて、禁欲生活を送っておくのが効果的です。少なくとも1日~2日前から、できれば1週間程度控えておくと良いでしょう。性欲を発散できない期間を持つことで、体力を温存しつつ当日に向けて気分を高め、待ち遠しさと欲求不満によって最高の盛り上がりが期待できます。
もし欲求不満でイライラするときには、軽めの運動を取り入れるのがおすすめです。軽い運動はストレスの緩和に役立つだけでなく、セックスのための体力作りにもなります。ただし、前日の激しい運動は筋肉痛や疲労感につながるため避けましょう。
ベッド脇に水やスポーツドリンクを置いておく
セックスするときには汗をかくため、水分補給が欠かせません。当日から翌朝まで外出する気にならなかった場合も想定して、水やスポーツドリンクなどの水分は十分すぎるくらい準備しておきましょう。また、ベッドに入る前に水やスポーツドリンクをそばに置いておくと、飲み物を取るために移動する手間もなくなります。
一日中ラブタイムを楽しむと言っても飲まず食わずでは過ごせないため、併せて食べるものも用意しておくと安心です。部屋に入る前に二人で買い出しに行けば、ちょっとした新婚気分が味わえますし、これから二人ですることを想像して背徳感が味わえるかもしれません。

女性の負担を減らすアイテムを準備

長時間セックスするとなると、女性の膣にかかる負担が心配になります。純粋にラブタイムを楽しむためにも、当日までに女性の負担を減らすためのアイテムを準備しておくと安心です。一日中挿入しているわけではないにせよ、普段より負担はかかりますし、毎回の挿入で十分に濡れるとは限りません。いざというとき、摩擦を減らすために潤いを持続させてくれるローションなどのアイテムがあると重宝するはずです。
長時間のセックスで用意しておきたいのは、「ラブスライド」や「ラブフィット」のような潤いが長持ちしやすい潤滑剤です。滑りを良くしてスムーズな挿入をしたい人は「ラブスライド」、吸い付くようなフィット感も味わいたい人は「ラブフィット」がおすすめ。たっぷりの潤いで包み込めばに、彼もさらに気持ち良くなってくれるでしょう。
ラブスライド
ヌルッと滑るようなスムーズな感覚をサポートするラブコスメ。潤い不足による摩擦での不快感をサポートし、濡れにくい、感じにくいお悩みをケアします。使用中に保湿もするので、美容対策にもピッタリ。
体位やエッチする場所にバリエーションをつける
長時間にわたるセックスでは、飽きないための工夫も必要です。最も簡単なのは、体位やエッチをする場所を変えることでしょう。体位のバリエーションは豊富にありますし、ベッドから少し移動するだけでエッチの印象もグッと変わって新鮮です。
普段は正常位、バック(後背位)、騎乗位が殆どというカップルは、この機会に48手にチャレンジしてみると楽しいかもしれません。時間はたっぷりあるので、お気に入りの体位を見つけるつもりで一つずつ試してみるのも良いでしょう。ただし体の柔軟性やお互いの体重のことなどには留意して、怪我のないように気を付けます。
エッチの場所を変えるのであれば、リビングやキッチン、お風呂などがおすすめです。人に見られない立地なら、ベランダも利用できます。開放的な気分でエッチできて、ハラハラとした緊張感も味わえそうです。ただし、人目につく場所や近隣に声が聞こえる場所は避けるのがマナーです。
エッチを一日中するときの準備や注意点
一日中セックスをすることにはいくつかのリスクがあり、あらかじめ回避するための対策をとることが必要です。
勢いのまま楽しんでしまったがために、肉体を酷使しすぎてしまうこともありますし、準備不足で興ざめして中途半端な時間に終わってしまうこともあります。長時間のセックスに向けては、二人の気分の盛り上がりはもちろん、慎重さも大切です。
一日中セックスするときに、押さえておきたい注意点を紹介します。エッチな気分の不完全燃焼を避けるためにも、対策は万全にしておくに越したことはありません。
エッチのペース配分に注意!

ペース配分を誤ってしまうと、長時間のセックスも最後まで体力が持ちません。せっかくの機会なら、最後まで有意義に楽しく過ごしたいものです。そのためにはエッチのペース配分に注意して、息切れを防ぎましょう。始まって1、2時間は体力もあって張り切りたくなりますが、スタートダッシュで飛ばしすぎないのがコツです。また、途中もできるだけ休憩を挟みながら、のんびりする時間を多めにとると長く楽しめます。
とはいえ、慎重にペース配分を考えていたつもりが実際にやってみると途中でバテたり、疲れて寝落ちしたりということもあるでしょう。しかし、エッチはカップル二人で楽しむことが一番大切なので、失敗したなどと反省する必要はありません。そのときは無理をせずに、「今日はのんびりして、また今度チャレンジしよう」と次のチャンスを計画すればOKです。
次の日が仕事の日は避ける
一日中セックスする機会を作る場合には、当日だけでなく、その前後のスケジュールにも注意しましょう。前日はともかく、翌日に仕事が入っていると、体力を回復できないまま出勤することになります。セックス三昧の一日を心置きなく楽しめるように、翌日も休める日や長期休暇の中日あたりに実行するのがおすすめです。
コンドームの準備をしておく
コンドームは、まだ妊娠を望んでいないカップルにとっての必需品です。一日中セックスするときでも、いつもと同じようにコンドームの装着が必要となります。ただし、長時間のセックスとなると普段以上にコンドームを消耗する可能性があるため、ストックは多めに用意しておいたほうが安心です。
一日中ラブタイムを楽しむ場合、おそらく男性の射精も一回ではないでしょう。また、スローセックスの場合には途中で男性の勃起が弱くなり、コンドームが外れてしまうこともあります。一度外したコンドームや射精後のコンドームの使いまわしは、破損による妊娠リスクとなるため避けなければなりません。
また、セックスを何回もできるチャンスだからこそ、コンドームもいろいろな種類を準備して試してみるのも楽しそうです。フィット感や薄さの違いはもちろん、ゼリーの種類なども比べて好みのアイテムを見つけてみましょう。

辛くなったら終了する
長い時間をかけて愛し合うセックスは素敵ですが、長ければ沢山気持ちいいというわけではありません。
長時間挿入したままの状態なので、濡れ具合も悪くなってきたり、擦れる度にアソコが痛くなったりと、だんだんセックスが苦痛になってしまうこともあります。長時間のセックスにチャレンジしてみて、もし途中で痛みや辛さを感じるようであればそこでやめるようにしましょう。
潤い対策として潤滑ジェルやローションを取り入れたり、挿入以外の楽しみ方をすると長時間でも痛みは起きにくいかもしれません。
一日中セックスするときのスケジュール!挿入以外の気持ち良いことって?
翌日の朝までセックスした経験のあるカップルも、実際にはずっと愛撫や挿入などを行っているわけではありません。愛撫や挿入などのプレイは体力も使いますし、彼がどんなにセックスへ積極的でも、勃起の持続時間となると一日中は持たないでしょう。女性の膣に関しても、一日中愛撫や挿入をされていたら負担がかかってしまいます。
体力面の配慮や体の負担を考えながら、当日は上手にスケジュールを立ててみましょう。エッチ以外の項目では休憩やご飯、おやつタイムなどを組み込みます。もちろんタイムテーブルを完璧に守る必要はありませんが、食事・休憩の時間はある程度予定通りにしたほうが快適に過ごせるはずです。
朝のおすすめの過ごし方

朝からラブタイムを楽しむのは、外が明るいだけに特別感と興奮要素がありますが、後半戦まで体力が続かなくなる事態は避けたいところです。あまり飛ばしすぎず、じっくりと愛撫から楽しむと良いでしょう。
・朝はゆったりとイチャイチャを楽しむ
彼をキスで起こす、服の中に手を入れていたずらをするなど、寝起きから緩やかに愛撫を始めましょう。朝の光のなかでするスキンシップは新鮮味があり、気分を盛り上げてくれます。挿入の際は体力を温存できるように、密着正常位、密着騎乗位などがベターです。また、彼を起こすときに朝フェラ(お目覚めフェラ)を試してみるのも良いかもしれません。
朝セックスのやり方を詳しく知りたい方は、こちらもチェックしておきましょう。
・朝セックスを楽しむ際は水分補給を
人は寝ている間に200ml程度の汗をかくと言われています。起床後のセックスで脱水状態にならないように、こまめな水分補給を意識しましょう。水分不足だと濡れにくくなる場合もあるため、 ラブタイム中でもこまめに水分を摂り、体に潤いをキープすることが大切です。
昼のおすすめの過ごし方

昼間も朝と同様に焦りすぎず、まったりスローペースで過ごしましょう。
・お昼ご飯は控えめに
あまり食べすぎると眠くなってしまううえに、セックスで動いた際に気分が悪くなってしまう可能性もあるため、腹八分目に抑えましょう。満腹の状態でエッチをすると、体位によってはお腹が圧迫されて苦しくなります。
・昼のセックスはピロートークのつもりで
お昼ご飯のあとは食休みも兼ねて、二人でゴロゴロしながら日常会話を楽しみましょう。なるべく肌が触れ合った状態で横たわると、その次のエッチに向けて気分が上がりやすくなります。また、癒しとねぎらいを兼ねてお互いをマッサージするのもおすすめです。太ももなどをオイルを使って入念に愛撫すれば、一気にセクシャルな気持ちが高まるかもしれません。
カップルのいろいろな愛撫のバリエーションについて詳しく知りたい人は、こちらをご覧ください。
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夜のおすすめの過ごし方

夜はムードたっぷりに恋人同士の時間を満喫しましょう。
・お風呂で前戯を楽しむ
洗い合ったりローションを使ったりして、お風呂ならではのコミュニケーションを堪能してみてください。お風呂のお湯がトロトロになるローションバス「トロケアウ」などを使うと、気軽に非日常感を味わえます。
トロケアウ
お風呂のお湯全部がとろとろのローションになるローションバスです。入浴剤感覚で気軽に楽しめ、簡単にラブ浴が体験できちゃいます!オリーブ油配合だからお風呂上がりの素肌もスベスベに。グレープフルーツ果皮油の香りが爽やかに漂います。
・夜のセックスはラブグッズも使って情熱的に…
正常位や騎乗位、立ちバックなど、さまざまな体位で情熱的にセックスを楽しみましょう。快感に慣れてきたときには「リュイールホット」をプラスしたり、「マリンビーンズ」のような刺激的なアイテムを取り入れたりしてはいかがでしょうか?初めてのラブグッズも、一日中のセックスで信頼が深まった二人なら思い切って試せそうです。
リュイール ホット
女性の敏感な部分にゆっくりなじませてマッサージするベッド専用のコスメ。塗ったところをマッサージするとじんわり暖かくなり、燃え上がるような情熱的なラブタイムを楽しめます。
マリンビーンズ
中で感じたい、中イキを経験したい…3つの性感帯を刺激するバイブレーター。先端モーター入りで、Gスポットとクリトリスを同時に刺激できます。先端モーターで奥を刺激しながら、クリトリスを同時に振動し、クリトリスが挟まれる、今までにない快感!
一日中セックスして二人の愛をさらに深めよう
一日中セックスすることの魅力は、欲求を満たせるというだけでなく、カップル二人の愛情を深められる点にもあります。それほど長時間セックスできるか疑問に思う人もいるかもしれませんが、実際には休憩や食事、のんびりスキンシップを楽しむ時間もしっかりとるのが一般的です。ただし、時間の使い方やペース配分を決めておかないと十分に楽しめないこともあるため、ラブグッズや心身の準備まで万全にして臨みましょう。
まずはカップルの休日が合う日に予定を合わせて、当日までひとりエッチは控えつつ気分を盛り上げていくのがおすすめです。普段とは違った新鮮味を多く感じられるとともに、エッチの楽しみ方のバリエーションも広がりそうです。

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