ラブホテルに行くとき、通常は枕元にコンドームが常備されており、カップルは手ぶらでもラブタイムを楽しめるようになっています。しかし、人によってはラブホテルのコンドームに抵抗があって、持参することもあるようです。
ラブホのコンドームを避けたくなる理由としては、「穴が開いているかもしれない」「古くなっていないか」などの不安が挙げられます。あるいはラブホで準備されている数では足りずに、追加が必要となるカップルもいるでしょう。それ以外にも、自分たちで用意したゴムを使いたいと考える方もいます。
もちろんラブホテルでは、清掃スタッフによるコンドーム交換のほか、部屋に自販機を置くなど利用者が安心して使えるように取り組んでいて、ラブホのコンドームを使うカップルも多くいます。ラブホのコンドームにはメリットとデメリットの両面があるため、自分たちが安心できる方法を選びましょう。
この記事では、ラブホにコンドームを持っていく派、持っていかない派それぞれの意見や理由、ラブホのコンドームを使うメリット・デメリットなどを紹介します。消費期限や破けるリスク、足りなくなったときの追加方法など、総合的にラブホテルのコンドームの便利さと不便さをチェックしてみましょう。
ラブホテルにコンドームを持っていく人はどれくらい?
ラブホテルにはコンドームが常備されているのが一般的です。しかし、中にはラブホのコンドームを使わずに自分たちでゴムを持参する人もいます。ではラブホテルにコンドームを持っていく人は、どれくらいの割合いるのでしょうか?ラブホテルのコンドームに対する男女の考え方のほか、持参する派としない派それぞれの理由もチェックしてみましょう。
ラブホにゴムを持参する人は51%!
Q.ラブホテルへコンドームを持っていきますか?
マイエルシーアンケートでは、男女100名ずつに対して「ラブホテルのコンドームについて」のアンケートをとりました。その結果、男性女性ともに全体の51%が「ラブホテルにコンドームを持っていく」と答えています。持っていかない人は49%で、持参する人、しない人の割合は僅差となりました。
持参する派が半数を超えたとはいえ、ラブホテルのコンドームを使っている人も多く、どちらが主流とは言い切れないでしょう。また「これまでにラブホテルのコンドームを使用したことがありますか?」というアンケートでは、「はい」と答えた人が男女とも70%を超えています。持参する人もいる一方で、ラブホのコンドームを使用されている方もいることがわかります。
ラブホテルにコンドームを持っていく理由
ラブホテルにコンドームを持参する方には、それなりの理由があります。マイエルシーアンケートでは、「ラブホのコンドームを使いたくない派」と「ラブホのコンドームの予備として持っていく派」の存在が明らかになりました。
使いたくない派の理由の一つとしては、ラブホのコンドームへの不安や不満があるようです。男女どちらも、「ほかの利用者のいたずらで穴が開けられている」「破れているのではないか」と懸念する声が見られました。そのほか使い心地やサイズが合わない、お気に入りのゴムがあると答えた人もいます。
一方で、ラブホのコンドームも使うけれど、予備として持っていくと答える人もいました。足りなかったり破れていたりしたときのため、ラブホテルに自販機がなかったときのためなど、ラブホのコンドームを使うことを前提としたうえで、念のため持参をしているようです。
ラブホテルにコンドームを持っていかない理由
ラブホテルにコンドームを持っていかない派の理由は単純明快で、「ホテルにあるものを使う」という回答が多く見られました。基本的にはラブホテルに置いてあるコンドームを安全なものと信用し、それを使って十分に楽しいラブタイムを過ごせると考えているようです。
なかには「コンドームを使わない」と答える人や「つい持っていくのを忘れる」と答えた人もいました。持参し忘れてもラブホテルのものを使うことができますが、そもそもコンドームを使わない行為というのは妊娠や性感染症リスクを気にするカップルにはあまりおすすめできません。
また女性の場合、コンドームを自分で買うことに抵抗を持つ方も多いです。ですが、多くの男性はコンドームを用意してくれる彼女に対して変な印象を持つこともなく、むしろ嬉しいと感じるという人も多いようです。詳しくは下記の記事で紹介しているのでこちらも参考にしてみてください。
女性がコンドームを買うことへの男性の本音はこちら
ラブホテルのコンドームを使うメリットとデメリット
ラブホテルのコンドームは意外と多くのカップルに利用されており、持参する派のなかにもラブホテルのコンドームを使う人はいました。備え付けのコンドームはラブホテル側のサービスであり、基本的には便利なものです。しかし、場合によってはそのコンドームに対してデメリットやリスクを感じることもあるかもしれません。
ラブホテルのコンドームは、本当にカップルにとって便利で必要なアイテムなのでしょうか?ラブホのコンドームを使うメリットとデメリットを紹介します。
ラブホのコンドームを使うメリット
ラブホテルのコンドームには、手ぶらでラブタイムを楽しめる便利さのほかにもいくつかのメリットがあります。まず一つ、普段自分が購入しないコンドームをお試しで使えることです。特にコンドームにこだわっているラブホテルであれば、温感タイプや厚さ0.02mm以下の薄いタイプなど、いろいろな種類のコンドームを手軽に試せます。
また、備え付けのコンドームはラブグッズに使うときにも便利です。衛生面の観点から、ラブグッズにもコンドームの使用が推奨されています。ローターやバイブの清潔感を保ちながら安心してラブタイムを楽しめるでしょう。
ラブホのコンドームを使うデメリット
ラブホテルのコンドームは、使い勝手や品質への不安などがあり、置いてあっても使いにくいと感じる人もいます。使いにくさの面では、サイズが合わない、フィット感が十分でなく気持ち良くないなどが挙げられるでしょう。また、一般的に枕元に置いてあるコンドームは一種類しかない場合もあるので、好みのタイプを選ぶことはできません。
安全面・衛生面の不安としては、ほかの人が一度は手に取ったかもしれないという心配、破損しているのをスタッフが見逃しているリスクなどが考えられます。前の利用客が使わなかったコンドームを取り換えるかどうかのルールは、ホテルによって違うものです。
破損が明らかであれば当然ながら新品に替えますが、見た目では穴や破損が見えにくい場合も多く、針穴のような細かい傷は見逃される恐れもあります。正しく避妊できないのではないかと気になってラブタイムを楽しめないのは損なので、心配な方は自前で持っていくのが安心でしょう。
ラブホテルのゴムに穴は開いてない?使っても良いの?
「コンドーム自体に穴が開いていないか」という不安は、ラブホテルのコンドームに対するイメージや使いたくない理由としてよく挙げられます。実際に、ラブホテルのコンドームは穴が開いている可能性が高いのでしょうか?コンドームを持参せずラブホテル備え付けものを使うという方は多数いるため、その安全性は確認しておきたいポイントです。
安心してラブタイムを楽しむためにも、ラブホテルのコンドームの安全性についてチェックしておきましょう。
ラブホのコンドームに対するイメージを調査!
ラブホテルのコンドームに対するイメージについて、マイエルシーアンケートでは「ラブホテルのコンドームに対するイメージを教えてください。」と質問を行っています。すると、やはり「穴が開いているのでないか」「衛生面が心配」と答えた人が多く見られました。ラブホテルのコンドームに不安を感じている方は少なくないようですが、実際のところ安全性や衛生面に問題はあるのでしょうか?
コンドームに穴が開いている確率は低いが、注意も必要
ラブホテルのコンドームは、スタッフが清掃等の作業をする段階できちんとチェックされているため、基本的に穴が開いている確率は低いと言えます。特にハイクラスのホテルほど清掃のたびに毎回新しいものと交換しているので、信頼度は高いでしょう。
アンケートでも「穴あき」への不安を挙げた方は多いものの、実際に「ラブホテルのコンドームで困ったことは?」の質問で「穴が開けられていた、または破損していた」と回答した人は、男女ともわずかでした。
ただし、わずかとはいえゼロではなかったことは見逃せません。ホテルによっては、使った形跡がなさそうなコンドームであれば、ラブホのスタッフが清掃時も交換せずそのままにしておくところもあるので、どのホテルでも100%安全とは言い切れないでしょう。望まない妊娠や性感染症になってからでは遅いため、不安が少しでもあるならば使わないほうが良いかもしれません。
耐久性が心配だからといって重ね付けなどはNG!
ラブホテルのコンドームには、確かに穴あきや破損の不安が多少あると言えます。しかし耐久性や安全性が心配だからといって、コンドームの間違った使い方をしてはいけません。特にゴムの重ね付けは、摩擦で破れる危険性が高まるため厳禁です。安全性を重視するなら、最初から不安なものは手に取らずに、持参したコンドームを正しい方法で使うことをおすすめします。
ラブホテルのコンドームを使い切ってしまったときの対処法
ラブホテルのコンドームにはデメリットもありますが、安全性を確認できれば便利なものです。そのためラブホテルに行く際、コンドームは持参せず手ぶらという人もいるでしょう。その場合、ラブホテルに備え付けてある数で間に合わせることになりますが、ときには足りなくなってしまうケースもあるかもしれません。ここでは、ラブホテルでコンドームを使い切ってしまったときの対処法を紹介します。
ラブホのコンドームだけを頼りにすると足りなくなることも!
一般的なラブホテルでは、コンドームは各部屋に2~3個用意されています。しかし、カップルのエッチの回数に限らず、うまく装着できなくて破れてしまった場合など、思いがけずコンドームが不足することもあるでしょう。マイエルシーアンケートでも「備え付けのものだけでは足りなくなった」と回答している人が25%以上いました。そもそも男性に合うサイズがなかったときのことも想定しておく必要があるかもしれません。
備え付けのコンドームが少なめな理由
備え付けのコンドームが足りなくなったり、サイズが合わなかったりするのは、ラブホのコンドームが充実しているとは言えないことも一因です。それならばラブホテル側にコンドームの個数やラインナップを増やしてほしいと感じるかもしれませんが、ラブホ業界にもそれができない事情があります。
コンドームには消費期限があるため、ラブホテル側としてはたくさんの数や種類をそろえることで在庫を抱えるリスクは避けたいのが本音です。また部屋代を抑えるために、コンドームにはあまり力を入れられないという理由もあるでしょう。コンドームをはじめとしたアメニティは、充実させればさせるほどそのぶん部屋料金が高くなります。しかし、実際にはアメニティを増やすより部屋代を抑えたほうが喜ばれやすいため、コンドームも最低限にせざるを得ません。
対処法1:フロントに問い合わせてみる
ラブホテルの部屋に備え付けられたコンドームは数個だけですが、当然バックヤードには補充用のコンドームがあります。そのため部屋のものを使い切って足りなくなったときには、フロントに問い合わせれば追加のコンドームを受け取れるかもしれません。内線電話で、追加は可能か問い合わせてみましょう。
また、穴や破損が気になるカップルも、フロントに伝えると新しいコンドームと交換可能な場合があります。新しいものであればほかの利用者の手には触れていないため、より安全性が高いと言えそうです。
対処法2:ラブホの自販機で買う
ラブホテルのなかには、コンドーム備え付けのサービスを行っていないところや、追加のコンドームはもらえないところもあります。そういったラブホテルでも、部屋にコンドームを購入できる自販機が設置してあるケースは多いものです。ラブホテル設備の自販機には、コンドームのほかにラブグッズやコスプレ衣装なども売られています。
ただしラブホテル内の販売品は、比較的高値がついている点を覚えておきましょう。通販や薬局で買うほうが安い場合もあるため、不足しそうなときはあらかじめ買って持ち込むことをおすすめします。
ラブホで楽しく過ごすために持ち込みたいコンドーム
ラブホという非日常が楽しめる空間だからこそ、コンドームもいつもとは違う刺激的なものを使ってみてはいかがでしょうか?ホテル備え付けのコンドームは便利ですが、こだわりのアイテムを取り入れればラブタイムがより盛り上がりそうです。ラブホテルでのひと時をもっと盛り上げたい人に、おすすめのコンドームを紹介します。
温感で「女性が感じる」コンドーム
コンドームは男性が装着するものですが、つけることによって女性側が気持ち良くなれるコンドームもあります。一般的なコンドームをつけて挿入したときのひんやり感に抵抗がある女性は、以下のコンドームを試してみましょう。
暖かくて気持ちいい…!『ラブミルフィーユホット(温感ゼリー)』
まるでスイーツみたいに可愛い!ホットゼリー付きなのであったかい!そして、気持ちいい…!使ってドキドキのコンドーム。装着する前、使う瞬間、2人の時間が甘くハッピーになれて、リラックスしたラブタイムを体験できます。女性が持っていっても違和感のないデザインなので、持ち込みやすいのも嬉しいポイント♪
じんわり…気持ちいい…!『グラマラスバタフライ・ホット』
「つけないより、つけていた方がいい」「スムーズに挿入できて、とっても幸せに感じる」「じわーっとした彼自身の温かさを感じる」など、多くの女性の体験談があつまる人気のコンドーム。自然な装着感とじわっと感じる温かさで、彼のぬくもりと幸せをより強く感じられます。
つぶつぶで快感も倍増!?つぶ付きコンドーム
挿入時の刺激をプラスできるつぶつぶ付きのコンドームも、女性の快感を高めてくれます。普段以上に感じる彼女の姿に、男性も興奮してくれるはずです。
コンドームの脱落を防止『うすぴた2500』
超うす型で立体感のある「三次元つぶつぶ凸起」が特徴のコンドームです。レリーフ上の突起が新感覚の快感を生み出します。つぶつぶが快感をより感じさせ、思いっきり感じてしまうかも!?いつものラブタイムに刺激をプラスしてみたい!そんな気分の時に使うと◎
個包装もイラスト付き!『リラックマコンドーム(ほっとゼリー)』
可愛いリラックマがコンドームになりました!つぶらな瞳でやさしく癒してくれるリラックマが、お二人の時間を可愛くサポート。なんと、箱を開けるとパッケージ一つ一つにイラスト入りなんです。LCスタッフ内でも開けた途端「可愛い~」と黄色い歓声が上がったほどです♪これなら、お菓子を買うように気軽な気分で、手に取ることができますよね!男性からパートナーへ「これ見付けたんだ」とアピールするのもオススメ。
ラブホのコンドームと持参のコンドームは上手に使い分けて
ラブホのコンドームは基本的には安全なものであり、わざわざ持参する必要なく手ぶらでラブタイムを楽しめるなどのメリットもあります。しかし一方で、衛生面や安全性に不安を感じて、備え付けのコンドームではリラックスできないという意見があることも確かです。
ラブホのコンドームにどうしても抵抗がある人は、あらかじめ自分で購入したものを持参してももちろん問題ありません。持ち込みであれば、サイズや品質など好みのものを使えるという利点もあります。普段持参しない派の人は、たまには変わり種のコンドームを試してみるのも良いでしょう。ラブホテルという特別な空間も手伝って、よりラブタイムが盛り上がるかもしれません。
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