はじめまして。料理家のタカハシユキです。
今回より、 わたくしタカハシユキの愛の料理コーナー『ラブ・クッキン』が始まります!
「意中の彼に愛を伝えたい!」「私のハートをつかんでほしい♪」「今の彼に、もっと愛のメッセージを。」
口では言いづらいことも、料理なら愛を伝えやすいのです。
そして、あなたも楽しく元気になる「ラブ・クッキン」のススメ♪
気持ちを込めた愛の料理をどうぞご堪能ください。
VOL.1 心も体もホックホク『アッシ・パルマンティエ』


「アッシ」とは細かくしたものという意味。「パルマンティエ」とはじゃがいも料理のこと。
お肉と、じゃがいものピュレをグラタンのように焼いたお料理です。肉じゃがに ポテトサラダなど。男の人は、じゃがいものお料理が大好き♪
今回のじゃがいも 料理は、口の中で溶けるような、やさしい味わい。家庭的な素朴さと、あなたのやさしさを伝える料理です。熱々のうちにふたりで分け合って、ハフハフしながら召し上がれ!
今回は表面に、あなたからのメッセージ『eat me』を書き込んで焼きます。今日はたくさん作ったから、「食べて、食べて。たくさん食べてね♪」と。
『アッシ・パルマンティエ』の材料

分量は、4~6人分←食べきるまで帰さないつもりでね
じゃがいも 1kg
温めた牛乳 400ml
調味料A/塩 大さじ1弱、コショウ 少々、ナツメグ 少々
無塩バター 50g
玉ねぎのみじん切り 1/2個分
エシャロットのみじん切り 1本分
パセリ 2本
豚挽き肉 250g
パン粉 100g
調味料B/塩 小さじ1、コショウ 少々、ナツメグ 少々
卵 2個
牛乳 大さじ1
※オーブンを使用します
『アッシ・パルマンティエ』の作り方

じゃがいもは皮をむき、水にさらします。

水から約15分。竹串がすっと通るぐらいまで茹でます。

ボウルに水気を切ったじゃがいもを入れスプーンや木ベラで熱いうちにつぶします。

牛乳、調味料A、バターを加えてよく混ぜ合わせます。結構トロトロ。でもすぐにじゃがいもが水分を吸います。
オーブンは220度に温めておきましょう。

ボウルに玉ねぎ、エシャロット、パセリ、豚挽き肉、パン粉、調味料B、卵1個と卵白1個分を入れて、手でよく混ぜ合わせる。

深めの耐熱容器(今回はガラスのパイレックスを使用。23.5cm×9cm×7.5cm)に、「4」のじゃがいものピュレを半分、容器の1/3の高さまで敷き、その上に「6」を全量敷きます。

残りのじゃがいものピュレをのせ表面を平らにならします。

卵黄と牛乳を混ぜたものを「8」の表面に塗り、
表面に、箸などで「eat me」(ちょっとエッチな言葉や、伝えたい言葉を書いても◎♪)と書き込み、オーブンに入れて、220度に温度設定し約1時間焼く。
途中焼き色が付いたら焦げ過ぎないようにアルミホイルで覆う。

たっぷり焼きあがったら、できあがり♪彼に「ふーふー」して、「あ~ん」ってしてあげて♪
『アッシ・パルマンティエ』づくりのポイント
今回のポイントは、焼きたてのお料理をテーブルにおいた瞬間の彼の表情チェック!彼の視線が一瞬ギラッと光ったら(見逃さないように)「今日はたくさん作ったから、たくさん食べてね」と。「これ全部食べないと帰さないわよ!」なんて言ってみて♪
熱々のうちにふたりで分け合って、ハフハフしながら召し上がれ。そこに赤ワインのアルコールが加わってリラックスしたところで「デザート(私を)食べてみる…?」なんてささやきながら、股間をチラ見!?お腹いっぱいの彼も、ゆっくりデザートを楽しんでくれるかも♪
『ジャガイモ』は、即効戦に強い!?
じゃがいもの主成分は炭水化物。即効性のあるエネルギーということも上記の状態を 導く一因となります。常套手段として、カレの股間にお水をこぼしてみて♪やさしく股間をふきながらさすってあげれば、じゃがいもパワーで、すでにエレクト状態かも。
『アッシ・パルマンティエ』におススメのワイン(お酒)
「アッシ・パルマンティエ」に合うのは『コート・ディ・ローヌ地方の赤ワイン』がオススメです。
この地方の軽快な味わいの赤ワインは、気取らないじゃがいもの料理にも相性がバッチリ。アルコールは愛の媚薬としても欠かせません。
お腹も心も満たされて、熱い時間をお楽しみください♪
次回はねっとりした感触も淫靡的。『うずらの卵のカルボナーラユッケ』をご紹介いたします!お楽しみに♪
愛の料理家として愛をテーマに新聞、雑誌などで料理を提案。和洋中にこだわらず、新しい感覚と発想で生み出すちょっぴりセクシーな料理が、男女問わず人気が高い。
主な著書に「恋が生まれる愛のレシピ」(ニューハウス出版)など。