独占欲の強い男性や女性と付き合ったことはありますか?
独占欲の意味は『この人を独り占めしたい』という気持ちのことで、嫉妬や束縛に繋がることも多い欲求です。単に愛情の強さのバロメータという訳ではなく、その根底には支配欲や所有欲、彼氏・彼女の愛情への不安、不信など複雑な気持ちが絡んでいます。
一説では『性欲の強い男性は独占欲も強い』などともいわれています。
独占欲は誰もが持っている欲求で、悪いものではありません。しかし、強すぎると二人の人間関係を悪くする恐れがあります。
そんな時は、まずは自分や恋人の独占欲の強さを、チェックシートで調べてみましょう。
この記事は、独占欲の強さを調べるチェック項目の他、独占欲が強い彼氏や彼女を持った人が感じる悩みや、具体的な対処法もまとめました。今は独占欲が強い彼氏・彼女に窮屈さを感じていても、工夫次第で素敵な恋愛ができます。まずは独占欲について知り、自分や恋人の特徴を振り返ることから始めてみてください。
また、自分の独占欲が強くて困っている人も、独占欲の理由や心理を知ったうえで上手な付き合い方を考えてみましょう。
独占欲とは?
独占欲は誰もが持っているものです。適度な独占欲は恋人からの愛情を感じて幸せな気持ちをもたらしますが、度が過ぎると恋人を縛ったり自分も苦しくなったりします。独占欲の悪影響を受けないために、その意味をしっかり認識して上手にセーブすることから目指しましょう。
独占欲の意味
独占欲とは、「独り占めしたい」と思う欲求を意味するもの。自分だけのものであってほしいと感じ、失うことを強く恐れる気持ちでもあります。子どもが親を独り占めしたいと駄々をこねるのも独占欲です。
独占欲は誰でも持っている欲求であり、これを持つこと自体は悪いものではありません。また、独占欲が自己を高めるために頑張るモチベーションになることもあります。
しかし、独占欲が過剰になると、強引に他人を操ろうとするほか、罪のない周りの人に対して警戒心や嫉妬、悪意を抱きかねません。恋人同士でも、彼氏か彼女のどちらかが一方的に独占欲を高めると、束縛や過干渉、ときにはストーカー気味になったりと健全な交際がしにくくなるのです。
所有欲、支配欲との違いは?
所有欲とは、何かを自分のものにしたいと思う欲求を指します。独占欲とよく似ていますが、独占欲は手に入れたものを「自分だけのものにしたい」と思うのに対して、所有欲は「手に入れたい」という思いを指すのが一般的です。
支配欲とは、相手を思うがまま動かしたいという欲求です。高じることで相手をもののように扱い、自分の思いどおりでない場合にはその人の行動や態度を認めません。行動は独占欲と似ていますが、独り占めよりも「相手を従わせたい」という気持ちが強めです。
しかし独占欲は強いが所有欲は全くない、支配欲は強いが独占欲はないというケースはあまりなく、どれか一つが強い人は自然と他の欲求も持っていることが多いです。
すべてが複雑に絡み合って、「嫉妬」や「束縛」など行動制限に結び付いています。
独占欲=好きすぎて嫉妬する?
「好きだから独占したい」という人もいますが、独占欲=愛情のバロメータではありません。また、反対に独占欲がない人は愛情が弱いというわけでもないでしょう。愛情深い人でも強く束縛したいと思わない人はいますし、付き合っていないのに嫉妬や束縛する人もいます。
いずれにせよ、相手を思いやれない独占の仕方は本当の愛ではないと言えそうです。
彼氏・彼女の独占欲は強い?チェックシート
彼氏・彼女の独占欲の傾向をチェックシートで探ってみましょう。恋人の独占欲だけでなく、自分の独占欲も知ることで反省に活かせます。ただし、チェックシートに当てはまっているからといって、必ずしも独占欲が強いというわけではありません。可能性を知るヒントとして考えておきましょう。
根底に眠る独占欲の傾向を探る6つのチェックポイント
自分や彼氏の独占欲を、普段の生活や性格の傾向、人生のバックグラウンドから探ることができます。以下の6項目のうち、当てはまるものはいくつあるでしょうか?
~彼氏・彼女はどう?独占欲チェックシートその1~
- 友達が少ない
- 無趣味
- 一人っ子、末っ子
- 恋愛経験が少ない
- 自分に自信がない
- 愛情に恵まれずに育った
【診断結果を発表】
6つのポイントに多く当てはまっている人ほど、独占欲が出やすい傾向にあります。半分以上に当てはまっている場合は注意が必要です。
友達や趣味が少ない/いないことで、気持ちが恋人に集中しやすくなり、独占したくなってしまいます。また、一人っ子などで欲しがったものを高確率で与えられて育ってきた人、兄弟のなかで揉まれていない人も、欲を抑えられなかったり親や周りの大人を独占することに慣れていたりと独占欲が出やすい傾向にあるでしょう。
反対に愛情不足で寂しい思いを沢山して育ってきた人も、恋人に家族的な無償の愛を沢山求めてしまう傾向にあります。その結果独占欲が強くなり、他の人に少しでもその愛情が向くことを嫌がります。
恋愛時の独占欲の強さを探る7つのチェックポイント
恋愛がスタートしたあとの欲求や気持ちについて答えてください。以下の7項目のうち、当てはまるものはいくつあるでしょうか?
~彼氏・彼女はどう?独占欲チェックシートその2~
- 昔浮気されたことがある
- できれば相手のスマホを見たい
- 恋人のSNSは全部チェックする
- 連絡がとれないとすぐに不安になる
- 付き合ったら恋人が一番になる
- 追いかけられるより追いかける恋をしたい
- 1人の時間がなくても平気
【診断結果を発表】
当てはまっているポイントが多いほど、独占欲は強いと言えそうです。特に5つ以上の人は要注意です。
過去に浮気された人は、再び浮気されるのではないかと不安になりがちです。浮気されたらと考え込むことで、独占欲を強めてしまいます。スマホやSNSのチェック、連絡がとれないときの不安などは、相手を信用できない気持ちの表れかもしれません。
また、独占欲の強い人は自分も恋愛に大きなパワーを注ぎます。暇な時間はすべて相手に使いたいと思い、それだけでなく、相手にも同様の行動を求めがちです。
たくさん当てはまる人でも独占欲が強くない人はいますが、当てはまっている場合には一度行動や気持ちを振り返ってみるといいでしょう。
独占欲が強くなる理由と心理
独占欲が強くなるのには、その人なりの理由やバックグラウンドがあるケースも多いものです。自分や彼氏の独占欲が強いようなら、その心理にも目を向けてみましょう。根本的な理由がわかると、強すぎる独占欲に対して対策が立てやすくなります。
自己肯定感が低い
独占欲が強くなってしまう根底には、自己肯定感や自信のなさが隠されていることがあります。自分をありのままで認めてもらえると思えず、不安だからこそ恋人を独占して、離さないようにするのでしょう。
また、自信のなさゆえに彼女からの愛情も素直に信じられず、浮気や心変わりを疑ってしまうこともあります。
過去の恋愛のトラウマ
独占欲は、過去の恋愛で恋人から裏切られたり辛い目にあったりしたトラウマから強くなることもあります。もちろん、過去のことは今の恋人には関係のない話です。
しかし、昔の辛かった記憶が心の深いところに働きかけて、自分自身でも過去と今を分けて考えられなくなっている可能性があります。今度は辛い目に遭わないようにと今の恋人を束縛や監視、干渉してしまうかもしれません。
共依存体質
共依存とは、カップルなどの二人がお互いに依存し合う関係のこと。DV男とそれでも献身的に尽くす女性のカップルなども共依存に当たります。他人の世話を焼くのは悪いことではないのですが、お互いしか見えなくなり、尽くすことだけに自分の価値を見出している点は注意が必要です。
依存体質はお互いを縛り、そのうちに独占欲へと変わる恐れがあります。そうなると、誰かに相談することも『独占欲の強い彼氏』を怒らせることにつながってしまうと感じ、理不尽な扱いを受けてもSOSできなくなってしまう危険があります。
独占欲の強い彼氏・彼女で困ること
独占欲が強すぎる彼氏・彼女との付き合いでは、困ったことが起こるケースもあります。『付き合ってから初めて分かった』と言う方も多いですが、実は独占欲の強さは別の生活態度にサインとして現れることがあり、そのポイントを知っているとある程度は予測が可能です。新しい恋人と交際をスタートするときにはそのポイントをできるだけチェックして、接し方を工夫しましょう。
性欲の強い男性は独占欲も強い?
独占欲の強い男性は性欲も強いと言われることがあります。性欲と独占欲の強さはイコールではありませんが、性的行為によって独占欲が満たされることもあるため、求められる場面が多い可能性はあるでしょう。そのため彼が不安を感じるたびに体を求められて、気持ちがついていかなくなってしまう女性もいるようです。
また、スキンシップをすることも大好きで、人前でも構わずに触れ合いを求めることがあります。しかし誰もが人前でスキンシップをとることに抵抗がないわけではありません。
人前でのスキンシップを楽しめる方は相性がいいですが、そうでない人は拒んだことによって『なぜ断る?』『他に好きな相手がいるのか?』という彼の疑心暗鬼スパイラルに巻き込まれ、さらに束縛が強くなるというマイナス面が考えられます。
すぐ嫉妬する
すぐ嫉妬をするのも独占欲が強い人の特徴です。独り占めしたい想いが強いので、自分のものになった彼女(彼氏)がほかの人と仲良くするのを我慢できません。スマホやSNSチェックをするだけでなく、実際に恋人の交友関係に口を出して、自分とだけ過ごさせようとする人もいます。
束縛が強い
束縛も独占欲の強い人がしがちな行動です。嫉妬する気持ちが束縛という形で表れていることもあります。恋人のことは何でも知りたいと思う気持ちが行き過ぎてしまうのかもしれません。
行動を逐一報告させたり、LINEやメールの返信が遅いだけで怒ったりと、離れている間の行動もコントロールしようとします。従わないと不本意にも浮気を疑われることもあるでしょう。そうなったときの為にも、しっかり潔白を証明できるような状況にしておくことが大切です。
連絡が多い
独占欲の強い人は、連絡の頻度も多くなりがちです。いつでもつながっている安心感が欲しいため、相手にも早いリアクションを求めますが、自分でもLINEやメールを頻繁に送ります。その結果、大量のやり取りを交わすこととなり、対応しきれないと「愛情が足りない」と怒ることも。
パートナーは自分の時間を削られたり仕事や勉強の集中を阻害されて、疲弊してしまうことが多いです。
こういった行動の原因には、彼が愛情に飢えているということも考えられ、それが重い行動につながってしまうこともあります。 彼の愛が重いと感じたら、こちらの記事の対処法も参考にしてみてください。
彼氏の愛が重くなる原因と対処法はこちら
独占欲の強い彼氏・彼女との上手な付き合い方
独占欲の強い人との付き合いは大変なこともありますが、悪いことばかりではありません。独占欲のため放置されることはありませんし、不安になる隙が無いほどたっぷりと愛情表現をしてもらえます。うまく付き合えば、お互いに幸せで安心できる関係にもなれるでしょう。
一緒にいるときに愛情アピールをたくさんする
とにかく自信がない独占欲の強い人には、一緒にいる間にたっぷりと愛情を伝えてあげることが大切です。いつでも不安で恋人からの愛情も信じられずにいるので、安心させてあげましょう。言葉でも態度でも、相手が「もうおなかいっぱいです」と降参するまで愛情アピールしてもよいほどです。
絶対に裏切らない
独占欲の背景には、裏切られる恐れや過去のトラウマなどが影響している可能性もあります。そのため、独占欲の強い恋人を絶対に裏切ったり疑われるようなことをしてはいけません。どんな相手に対しても裏切らないのはルールでありマナーですが、独占欲の強い相手には特に誠実に対応することが大切です。
嘘やごまかしはせずに、こまめに自分から1日の行動を報告してあげるのもよいでしょう。信頼さえできれば、独占欲が落ち着くこともあります。
特別な存在であることを伝える
独占欲が強い恋人には、ことあるごとに「これをしたのはあなたとだけ、それが嬉しい」と伝えてあげてください。独占欲は、自信や自己肯定感のなさ、誰かと比較されて負けることへの恐れなどから加速します。そのため自信を持てるようになるまで、特別な存在であることを丁寧に伝え続けることも重要です。
「あなただけ」のサインを決める
独占欲の強い恋人に特別な存在であることを示したいなら、二人きりで会うときだけに特別なアイテムを取り入れるのもおすすめです。
たとえば、ベッド専用香水の「リビドーロゼ」を二人きりで過ごす日のみに付けてみてはいかがでしょうか。「二人のときだけだよ」と伝えてから「リビドーロゼ」を使うことで、彼に自信を持ってもらえますし、デートのムードをグッと引き立てることもできそうです。
「リビドーロゼ」は男性の好きな香りを研究して作られた香水で、女性らしさとセクシーな気分も引き出します。二人きりの濃密な時間を過ごして、彼の自信を取り戻しましょう。ほかの場所では付けない約束をして彼に保管してもらい、会うたびに付けてもらうのも素敵です。
自分の独占欲が強くて困っているときの対処法
付き合っている相手ではなく、自分自身の独占欲が強すぎて困ったら、セルフコントロールしてみましょう。独占欲の強さに気づくことも、改善のための大切な一歩です。彼と楽しく過ごせるための独占欲の対処法を紹介します。
広い視点でものを見るようにする
独占欲の根本にはこれまで育ってきた環境や、それによって生まれた偏った感覚などが影響するもの。これらを打ち破るためには、もっと広い視点で物事を見て、いろいろな人と触れ合うことが大切になります。
独占欲が強い人は、人間関係が狭くなりがちです。独占欲が強いと感じたら、より積極的に人との付き合いを増やして、多様な考え方を取り入れてみましょう。いろいろな価値観に触れることで、他人の立場に立って考えたり、他人を思いやれるようになったりし、独占欲も抑えやすくなりそうです。
自信を育てる
独占欲は、自分への自信のなさや自己肯定感のなさが関係しています。そのため、自分に自信を持てるように努力をしてみてはいかがでしょうか。自分を磨く努力をすることで、努力が自信へとつながり、恋人の愛情も信じられるようになります。束縛や干渉をしなくても、恋人は自分を裏切らない、愛してもらえると思えるようになるでしょう。
大切なものをたくさん持つ
独占欲を押さえつけるのは難しいため、それを分散させるのも一案です。たとえば自分が恋人に独占欲を燃やすのは、恋人以外に熱中できるものがないためではありませんか?その場合、仕事や趣味、友達付き合いなど、恋人以外の楽しみもどんどん取り入れてほかのことにも熱中してみましょう。
恋愛以外の楽しさを見つけたら、恋人の一挙手一投足など気にならなくなります。また、いろいろなことにチャレンジすることで自信もつき、イキイキ過ごす姿に恋人もより一層魅力を感じてくれるかもしれません。
この他にも、下記の記事では愛情が重すぎて「重い女」になってしまわないための対処法を紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。
重い女にならないための対処法はこちら
独占欲はコントロールして上手に付き合おう
強い独占欲は、相手が持っていても自分が持っていても辛いことが増えます。独占欲が強すぎると感じたら、チェックシートで確認してから対処法を試してみましょう。独占欲自体は悪いことではありませんし、付き合いが長くなれば安心感から独占欲が減ることもあります。二人が快適に過ごせるように、上手にコントロールしてみてください。
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