大学生だけどパートナーと同棲したいと考えている人は多くいます。同棲には一緒の時間を過ごせる、生活に余裕が生まれるなどのメリットがある一方で、お互いに依存してしまう、ダラダラと同棲を続けてしまうなどデメリットもあります。
同棲のいい部分だけ見て勢いで一緒に暮らし始めるのではなく、生活費の負担やお金の管理などをきちんと決めておくことが大切です。この記事では、大学生の同棲に関するアンケート結果をもとに大学生が同棲を始めるための知識と親への挨拶で気をつけたいポイントについて解説します。
大学生で同棲は可能？社会人と比べたリスクとは
大学生でパートナーと2人で同棲したいと考えるカップルは多いかもしれません。学生でも同棲すること自体は可能ですが、社会人とは異なり、大学生が同棲するには学業面と家事の両立、親の理解など多くの壁が立ちはだかります。
大学生の同棲に関するアンケートの結果を確認しながら、大学生で同棲するときのポイントや気をつけたい点、そもそも同棲して大丈夫なのかを確認していきましょう。
大学生時代に同棲をしたことがある人の体験談
ラブコスメでは、女性100名に大学生の同棲に関するアンケートを実施しました。
Q.大学生の時パートナーと同棲したいと思ったことはありますか？
Q.実際に大学生時代に同棲を経験したことはありますか？
出典：【女性100名】大学生での同棲経験（2021年9月マイエルシーアンケート）
大学生時代にパートナーと同棲したいと思った人は38人と、全体の4割近くが同棲に興味を持っていたものの、実際に同棲経験があると答えたのは13人でした。
同棲をしてみたいと思ったけど、実際に行動に移した人は少ないとわかります。同棲経験者は、同棲で感じたメリットやデメリット、工夫した点についても体験談として答えてくれました。以下、回答を抜粋して紹介します。
～回答～
- 良かったことは相手のことをより深く知れるところや生活に安心感があるところ、悪かったことは情がわいてダラダラ付き合いが続いてしまうところ
- 彼に毎日逢えるので幸せだった。家賃と光熱費負担で分け、毎月の出費は同じ位にした。
- 好きだったから、いつも一緒にいれたこと。掃除、洗濯、料理など、分担しながらやってたので、苦にはならなかった。
一緒にいられる時間が増えてよかったという声がある一方で、依存のしすぎや相手に対して求めすぎて別れてしまったという回答もありました。同棲中は、金銭面や家事の負担が偏らないように工夫したカップルが多かったようです。
続けて、大学生で同棲したカップルは円満な関係が続いているのかのアンケートも行いました。周囲に大学生での同棲経験者がいる人に、2人の関係に変化があったのか見ていきましょう。
～回答～
- 5年同棲し、その間に二人とも卒業し、社会人となり、その後結婚した。お互いを尊重できる二人だったせいか、見た目はサバサバした付き合いで、かえってそれが良かったのだと思う。一緒に遊びに行くときは行くし、互いの約束は約束で尊重し、束縛しないつきあいだった。
- お金のやりくりで喧嘩して別れた。 友達の彼女は資金のやりくりができず学校よりバイトを優先したため留年し、一緒に卒業できなかった。彼の方も彼女が稼ぐ額の方が高くプライド的にもたなかったようで、彼女に当たり散らしたりパチンコで一攫千金を狙ったりと収集がつかなくなっていたと聞いています。
- 喧嘩が多く同棲を解消して最終的に別れたそうです
- 社会人になったあと別れてしまいましたが、円満だったなぁと今でも思ってます
ケンカや金銭面などで揉めて別れたカップルがいる一方で、社会人になったのをきっかけに円満に別れたカップルもいました。また、同棲からそのまま結婚したカップルもいるようです。
大学生で同棲するメリット、デメリット
大学生で同棲する場合も社会人で同棲するときと同じように、いくつかのメリットやデメリットがあります。その中には、大学生ならではともいえるメリットやデメリットも含まれます。同棲の準備を進める前にメリット、デメリットについて、きちんと確認しておきましょう。
大学生で同棲するメリット
大学生が同棲するメリットをみていきましょう。パートナーと一緒に暮らそうか悩んでいる人にとって、メリットは大きな後押しになるかもしれません。
- 好きな人と一緒にいる時間が増えて幸せな気持ちになれる
- 生活費や家賃を折半できるので生活に余裕が生まれる
- 同棲はダラダラと続きがちだが、学生の場合は社会人になったら結婚すると決めて、期限を設けやすい
- 仕送り額を減らせるため親の負担が減る
お互い、卒業したら籍を入れると約束をかわしておけば、ダラダラ同棲を続けてしまう心配も減らせそうです。
大学生で同棲するデメリット
高校生と比べて自由度が高まる大学生にとって、同棲は楽しいイメージが先行するかもしれません。しかし、同棲にはさまざまなリスクがともないます。同棲したときのデメリットもしっかりと把握しておくことが大切です。
- 親に反対されると説得するのが大変
- 学業が疎かになることがある
- 他大学の学生同士の同棲では、大学までの距離が遠くなる場合がある
- 金銭面で揉めることがある
大学生の同棲はパートナーと一緒にいられる時間を優先してしまい、学業が疎かになる心配があります。カフェや図書館などでひとりで集中して勉強する時間を確保していくことが大切です。また、金銭面や家事の負担などで揉めてしまうことも考えられるでしょう。一緒に住んでみないと分からないことはたくさんありますが、事前に話し合えることは話し合っておくと失敗が少なくなります。
大学生カップルの初めての同棲に必要な資金や準備
2人で住む部屋を選ぶときに、仕送りやバイトの収入から家賃だけで決めようとしていませんか？同棲を始めるときには、毎月の生活費がいくらかかるかを把握しておいたり、事前にルールや生活費の負担などを話し合っておいたりする必要があります。
勢いで同棲を始めてしまうと、生活費でケンカになったり、思わぬ出費に同棲生活が破綻したりしかねません。同棲にかかる費用や将来設計の確認は大切なことです。
大学生が同棲するための費用は、二人で8～10万円
大学生が2人で生活していくためには、家賃以外に月々いくらあるといいのでしょう。大学生カップルの生活費の平均を調査しました。
- 食費：3～4万円
- 日用品：5千円
- 水道光熱費：1～1万5千円
- 通信費：1万5千円
- デート費：2～2万5千円
- その他固定費
- 家賃、それぞれのおこづかいなど
大学生の同棲は、家賃のほかに、食費やスマホなど通信費用、光熱費など毎月8～10万円ほどの費用がかかることがわかります。その他、おこづかいや美容費、医療費などが必要です。
今現在、実家暮らしや一人暮らしの人は自分が何にいくらぐらい使っているのか家計簿などをつけて把握しておくと、同棲の時の費用も計算しやすくなります。
また、生活費を捻出するためには、それぞれ安定した収入を得ることが大切。長期的に雇用が可能、ある程度シフトに入れるようなアルバイトを早めに見つけておきましょう。
二人の将来設計や同棲のルールについて話し合う
好きな人と四六時中一緒にいたいと、2人の気持ちが高まって同棲の流れになっているかもしれません。しかし、ただ一緒にいたいと思うだけで同棲を始めてしまっては、あとから価値観や結婚への意識に対して違いが発覚することがあります。
同棲を始めるときには、ダラダラと同棲を続けないためにもお互いの結婚観はしっかりと擦り合わせておきましょう。
- 将来は結婚するのか
- 結婚するなら、それはいつ頃なのか
また、同棲するにあたり生活面や経済面でのルールをしっかりと決めておく必要があります。
- 家賃や食費などの支払い割合を決める
- 家事の分担はどちらかに負担がないようにする
- お金の管理の仕方を決める
- 同棲期間のリミットを設ける
- ルールは柔軟に対応できるように細かく決めすぎない
家賃は収入の3分の1で探すと生活に余裕が出やすい
家賃の相場は、収入の3分の1といわれています。2人分の収入があるからと、収入に対して高めの部屋を選んでしまうと、生活に余裕がなくなり、2人の関係がギクシャクしてしまうことも。無理なく家賃を払っていける物件を選びましょう。
また、別々の大学に通うカップルの場合は、物件の場所にも注意しましょう。どちらかが遠くなりすぎたり、アクセスが悪くなりすぎたりしないエリアで探すこともポイントです。
お互いの親に許可をもらう
大学生の同棲は、お互いの親からきちんと許可をもらう必要があります。同棲を隠し通そうとしても、賃貸契約や大学の書類でいずれ見つかってしまいます。
同棲の許可が欲しいからといって、ただ一緒に暮らしたいと希望を伝えるだけで納得してくれる親は少ないでしょう。そこで、挨拶の際は、自分たちが真剣に将来を考えていることをアピールする必要があります。
- 学業への意欲を伝える
- お金の管理をしっかり行なっていることを提示
- 結婚の時期や同棲の期間など、将来のビジョンを明確に伝える
親への挨拶では、すぐに同棲の話を切り出すと上手くいかない場合も。まずは、パートナーを親に紹介して、人となりを知ってもらいましょう。
大学生カップルは半同棲に注意！
半同棲とは、お互い自分の家がありながらどちらかの家で一緒に過ごす形態の同棲スタイルです。部屋を一緒に借りるわけではないので、親にバレない、1人の時間も作りやすいなど、一見メリットが多く感じるため、半同棲から始めようと考えるカップルもいます。
しかし賃貸契約では、同居人を増やす場合は家主の許可が必要です。契約者以外の人が住んでいることが発覚すると、最悪の場合、違約金を払って退去しなくてはなりません。また、一人暮らし専用の物件で2人入居が見つかった場合も退去になる可能性があります。
大学生カップルが円満に同棲する秘訣
大学生カップルの同棲は、一緒にいられる時間が増えて幸せな一方で、顔をあわせる頻度が高まり、ケンカや小さな言い争いも増えやすくなります。大学生カップルが同棲を始めると理想とは異なる現実にぶつかることもあるでしょう。トラブルなく心地よく同棲をするには、お互いの心がけが大切です。
お互いに頼りすぎたり、束縛はしない
同棲すると、パートナーに依存してしまう人は少なくありません。パートナーの行動やスケジュールが気になって束縛したり、いつでも一緒にいたいと何よりもパートナーとの行動を優先したり、パートナーのことをすべてやってあげたりといった行為は、幸せなはずの同棲が息苦しいものになってしまいます。
同棲中でもそれぞれ1人の時間を大切にしたり、パートナー以外と楽しむ趣味の時間を設けたりして、お互いに依存しすぎない、自立した関係でいられるようにしましょう。
価値観や生活の違いも認め合う
2人で一緒に暮らしていくうちに見えてくるのが、自分との価値観の違いです。価値観の違いには、以下のようなものがあります。
- 金銭感覚の違い
- 食べ物の好みの違い
- 結婚に対する意識の違い
- 生活スタイルの違い
旅行中の行動や普段の会話から、彼がどのような金銭感覚や結婚観をもっているかをチェックしておけば、同棲後の生活が想像できます。
｢同棲するならこういう風に暮らしたい｣と自分の考えを伝えることで、相手の考えを聞き出す方法もおすすめです。
お互いに価値観がぶつかり合うときは、それぞれの妥協点を見つけてどちらかにだけ負担がかからないようにしましょう。
デートやラブタイムがマンネリしないような工夫をする
一緒にいる時間が長いことは、マンネリ化の原因にもなりえます。一緒にいることがあたりまえになると、刺激やトキメキがなくなり、パートナーに気を遣うことが少なくなりがちです。
家はリラックスできる空間ですが、なるべくだらけた格好は見せないようにしましょう。
また、同棲の｢慣れ｣はデートやラブタイムにも影響を及ぼします。デートするときは、彼にまだ見せたことのない服を着たり、外で待ち合わせをしたりといった、ワンパターンにならないための工夫が大切。
同棲するとマンネリになりがちなラブタイムも、ラブグッズを利用すればいつもと違った楽しみを見つけられるでしょう。
ラブグッズで代表的なアイテムはローターですが、中でも｢LCピンクローター｣は手や指とは違った快感を得られるラブグッズ。振動を調節できるから好みの強さで刺激を与えられます。彼に恥ずかしそうに差し出して一緒に取り入れてみるといつもとは違う楽しさ、気持ち良さを得ることができるでしょう。
可愛いのにしっかり刺激『ＬＣピンクローター』
ラブグッズが初めての方や処女の方にもオススメする使いやすいローター。振動の強さを好みで変えて、手や指とは違った快感を味わえます。丸っこくて可愛い形だから、初めての使用でも違和感がありません。手のひらにおさまる、使いやすいサイズです。振動が強くなるので、下着やタオルの上からでも楽しめます。
他ほかにもラブタイムを盛り上げてくれる潤滑剤、｢LCハーバルローション｣を取り入れるのもおすすめ。アロエと蜂蜜配合の肌に優しいローションは独特のぬるぬる感がいつもと違う刺激を演出します。ローションで潤いをキープできるから、ラブタイムが盛り上がること間違いなしです。
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大学生の同棲は焦らず2人に合うタイミングで
2人で長く一緒にいられる、節約できるといったメリットだけで同棲を決めると、価値観の違いによるケンカや理想と現実のギャップに苦しむ原因となります。
また円満な関係だったのに同棲を急いだせいで別れてしまうことも珍しくありません。同棲は大学生時代から無理に始める必要はないため、周りのアドバイスや経験者の話を参考にしながら、自分たちにあった同棲のタイミングを見つけましょう。
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