夫が抱いてくれない…これって私だけ?
ラブコスメには毎日さまざまな内容のお問い合わせをいただきますが、結婚している方から『夫が抱いてくれない』『旦那が求めてくれない』という、切実なお悩みをよく頂きます。確かに結婚をすると、付き合っていた時よりも意識が変わり、ドキドキしていた気持ちは安心・安定へ、パートナーというよりも家族化してしまうことは多々あること。そこで早速、夫婦生活についての実際の声をアンケートで集計してみました。
既婚女性に聞いた!夫婦生活についてのアンケート
Q.夫にエッチを迫ったのに、抱いてもらえなかった…という経験はありますか?
※2015年2月マイエルシー調べ
この結果、なんと約6割の女性が「夫に断られたことがある」と答えたのです。しかも「はい」と答えた方のうち80%は「夫婦関係は良好・やや良好」と回答していました。つまり夫婦仲が本当に冷めてしまってセックスをしない夫婦は本当にひと握り。ほとんどの夫婦がセックスが上手くいっていなくても精神的な繋がりは感じているのです。それももちろん良いのですが、やはり『抱かれない』状況が続くと、女性側としては
『女性として見られてないのでは?』『私に飽きたのかも…』
と、どんどんネガティブな気持ちになってしまいますよね。そこで、旦那様が『抱かない』理由の本質はどこにあるのか、もっと掘り下げて考えてみました。
「してくれない…」男女の意見の違いと共通点
どうして旦那様は「妻への愛情がなくなった」わけでもないのに妻からの誘いを断るのでしょうか?そこでLCでは身近な既婚の男女数名にインタビューを実施しました。その結果『夫が抱いてくれない』『旦那が求めてこない』というお悩みに対して、男女の見解の差があることがわかりました。
~男性意見~
- したくないわけではないのですが、次の日の仕事のことを考えて、ついついしない日々が続きます。週末したくても今度は妻とタイミングが合わないことが多い。(33歳/美容関係勤務)
- セックスをしたい、という気持ちはあるのですが、子育てをして疲れて見える妻に申し訳ない、と思ってしまいます。もちろん自分も育児はしますが、想像以上に妻が大変そうだと遠慮してしまいます…。(40歳/営業)
- 年齢のせいか、なんとなく体の元気がわかりにくくなっている…。途中で元気がなくなったら妻のテンションが下がるかな、と心配して若い頃のようにガツガツいけてないのかもしれないですね。(43歳/システム系)
~女性意見~
- 自分の誘い方がよくないのかと、ひたすら後ろ向きになってしまう。(32歳/主婦)
- 夫が抱いてくれないのは、自分に化粧っ気がなかったり、結婚当時より気を抜いて過ごしているから?と思ってしまいます。でも女磨きが面倒に感じることがあるので何とかしたいです。(36歳/会社員)
- セックスがしばらくない期間でも、旦那さんがエッチな動画を観ていることを知ったとき、エッチな気持ちが全くなくなったのではない、と逆に安心しました。その性欲を私に向けて欲しいんだけど…。(44歳/主婦)
この結果、共通事項としてこのような違いがわかりました。
~抱いてくれない…見解の違い~
- 【男性側】セックスしたい気持ちはある。しかしタイミングが合わない
- 【女性側】自分の誘い方に不備があると感じている
お互い『したい』と気持ちを持っていても上手くいかないのは、お互いの「性欲のスイッチ」を同時に押せていないからかもしれません。お互いがタイミングでギクシャクしたり、後ろ向きになってしまっていては、恋愛力が低下し、前向きに進まないことがあります。
このようなときは自分を責め過ぎず、まずは相手の状況をよく観察し、理解し、そして行動を変えてみることが先決なのではないでしょうか?
「求めてこない理由」とは?オオカミモードにする方法!
では、どうすれば夫の『したい』という意識を自分に向けさせる…自分から求めてくる「オオカミモード」にすることができるのでしょうか?各ケースから心情を読み解き、考えてみました。
~ケース①忙しい、面倒くさい~
- 夫の本音=癒されたい、優しくされたい、という心情
毎日の仕事で疲れている旦那様。家にいるときぐらいは「ゆっくりしたい…」なんて気持ちが強いのに、激しく体を動かしたり、旦那様リードのセックスは「明日も早いし…」と、とにかく面倒だと思ってしまいます。 そんなときに刺激的なセックスを求めては断られる原因に。それよりもお互いのぬくもりを感じるスキンシップや、優しいキスのコミュニケーションからリラックスしてスタートさせてはいかがでしょうか?
また、このようなときはストレートにセックスを求める行動をするよりも、旦那様の肩によりかかったり、マッサージをしたりと、女性側の献身的かつ心地よいアプローチをすることで、だんだんとムードは変わってきそうです。
心がこもった優しい癒されるアプローチなら、疲れている旦那様にも気持ちが伝わり、触れ合っているうちに『オオカミモード』のスイッチがONになることもありそうです。
~これはどう?忙しい夫を誘う時のチェックシート~
- 相手のしたいタイミングと自分のしたいタイミングを合わせていますか?
- 夫の一番「エッチしたい」と思う時を知っていますか?
- ノーメイクでも、適度な美しさを演出できていますか?
(ガサガサ唇・ボサボサ頭⇔ヌレヌレ艶唇・サラサラの髪) - 自分から、頬にキス・頬を包む・頭を撫でるなどのボディタッチをしていますか?
- 自分が気持ち良くしてもらうことに、こだわっていませんか?
- 「疲れている」「余裕がない」様子を見せすぎていませんか?
~ケース②自信がない、セックス自体が不安~
- 夫の本音=コミュニケーション不足
旦那様が逆に妻の家事・育児で「疲れているんじゃないか?」と過剰に心配しているケースでは、お互いの会話・スキンシップなど、コミュニケーション全般が不足していることがあります。 そうなると旦那様は自信がなくなってしまい、自然とセックスを断ることに。そのようなときはまず、お互い思っていることを伝え合う時間を作る必要があります。
たとえば、夕食は必ず2人で食べることを決め、ご飯を食べながら会話をする時間を作ったり、旦那さんが遅く帰宅した日は会話をしながら寝たりなど、簡単にできることから取り入れましょう。
このように日々のコミュニケーションを増やすことで、お互いの理解が深まり相手の考えていることを敏感に感じ取ることができそうです。
ある程度コミュニケーションが増えてきたら、自分がしてみたいことを打ち明けて、旦那様がどこで反応するか確認をしてみましょう。
~これはどう?コミュニケーションの増やし方~
- スキンシップ、ボディタッチ、キスを増やす
- 一緒にお風呂に入る
- 週末はラブホテルでお泊り
- ラブコスメやラブグッズを使ってみる
同時に、お互いが『してみたい』ことを共有することを軸に、それをより楽しむためのボディケアや女磨きをするのもよさそうです。自分自身もボディケアを楽しめてはかどりますし、2人で過ごす時間を大切にしていることが夫に伝わって、素敵な循環が生まれていくのではないでしょうか。
また、2人の『したい』スイッチを合わせるために、香りを活用するのもオススメです。男性は女性の匂いに敏感で、それによって癒されたり興奮したりと気持ちが変化します。
タイミングを待っているだけではなく、男性の嗅覚を刺激するような香りを身につけて、セクシャルなムードを一緒に作り出すのも大切です。香りには好みがあるので、最もスイッチが入る香りを探していろいろと試してみるのはいかがでしょうか?
そのためには、定期的な女磨きと、旦那様に対する日々の感謝を忘れないことが大切です。『抱いてくれない』ことを責めるのではなく、お互いを思いやり、前向きに行動するべし!ですね。
付き合いたての頃のような情熱を取り戻したい!と思ったら、ぜひ下記の記事も参考にしてみてください。夫婦生活のときめきを取り戻す方法について詳しく紹介しています。
彼の性欲をかきたてるコツについてはこちら
心からセックスを楽しむために臭いが邪魔をしていませんか?気になる部分の臭いの元を洗い流すことで、ラブタイム中は臭いを気にせず集中することができそうです。男性は女性のニオイに敏感。ふとした時に臭いが気になってしまうと、気持ちがのらないことも…。そうなる前に、ラブタイム前のエチケットケアをしましょう!
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