最終回を飾るフェティシズムは、「耳」です。バストやヒップに比べると、エロス要素低めの部位ですが、だからこそ耳フェチ男性は、耳に強いこだわりを持っています。
「耳=女性器」のイメージ
「耳のカタチを見れば、女性器のカタチがわかる」
男性たちの間で、まことしやかに囁かれている噂です。もちろん、これはあくまでも都市伝説レベルの噂であって、科学的根拠があるわけではありません。とはいえ、「耳=女性器」という、漠然としたイメージが纏わりつくのは事実。そのため、女性の耳がなんとなく気になる男性は、少数派かもしれませんが、確かに存在します。
「兎にも角にも耳を出す!

耳フェチ男性のハートを揺さぶるには、兎にも角にも耳を見せないことには始まりません。髪型がロングの人もショートの人も、サイドヘアーは耳にかけて、耳を出しましょう。最近は、全部かけるのではなく、サイドヘアーの内側だけ耳にかけて、耳がチラ見えするようなスタイルが流行っているようです。なかには、サイドヘアーを耳にかけると、顔の輪郭が際立つので、恥ずかしいと感じる女性もいるでしょう。その場合は、常時耳にかける必要はありません。ふとした瞬間にサイドヘアーを耳にかける仕草だけでも、耳フェチ男性にとっては充分な興奮材料になるでしょう。
ピアスやイヤリングは「ぶら下げデザイン」を
耳といったら、ピアスやイヤリングを連想する人も多いでしょう。耳フェチ男性とのデートには、是非ぶら下げるタイプのデザインで臨んでくださいね。なぜなら男性は、ユラユラと動くものに心惹かれる傾向が強いので。太古の昔、男性の役割は、狩りに出て獲物をゲットすることでした。茂みなどの中にちょっとでも「動き」を感じると、「今日の獲物発見!」と、当時の男性たちは鋭く反応していたのです。その名残が、現代男性の内側にも眠っているのでしょう。
耳攻めプレイでひと味違う快感を

いよいよベッドシーンです。耳には、鼓膜という大事な器官がありますから、耳を曝け出すことに身構える女性もいるでしょう。逆から言うと、男性側にとっては、耳というデリケートな部位を曝け出してくれるという事実に、悦びが見出せるのです。
信頼関係が成り立っている男性に耳を攻められるのは、バストや女性器への愛撫とはひと味違う快楽が味わえるので、ハマるとクセになりますよ。軽く息を吹きかけられたときの「ゾクゾクッ」という感覚は、耳攻めならではのもの!耳たぶを甘噛みされたり、耳の穴の入り口に小指を入れられたり、耳攻めは意外とバリエーション豊か!是非、前向きな気持ちでお楽しみくださいね。
…これまで、様々な「フェチ」をご紹介してきました。あなたの愛しい男性は、何フェチでしょうか?お相手の嗜好に合わせて、日々のベッドシーンを、より楽しいものに演出なさってくださいね。

1977年3月17日生まれ。20代の頃に様々なナイトワークを経験、男女の性愛について身をもって学ぶ。 引退後はコラムニストに転身。
菊池美佳子さんブログ⇒https://mikakomikako.exblog.jp/