
皆さんは「告白」と聞いたときに、どんなものをイメージしますか?現代の日本で告白という言葉は、主に恋愛的な意味で使われていますね。好きな人に想いを伝える、相手から好きだと言われる場面を連想する方も多いかもしれません。
今回は「告白」という言葉に焦点を当てて、その意味や定義、恋愛における告白の必要性を考えていきます。大人の恋愛において、付き合う際に告白は必須なのでしょうか?告白に関してモヤモヤしている方は、ぜひご覧ください。
告白とは?意味や定義
まずはいま一度、『告白』という言葉の意味や定義を見ていきましょう。
告白の意味
告白という言葉は、辞書では「秘密や胸の内を打ち明けること」といった意味で記載されています。
告白という言葉は、恋愛以外のことがらにも使われます。例えば映画などで「罪を告白する」「心境を告白する」という言い回しを聞いたことはありませんか?秘密にしていたことや隠していた想いを打ち明けるというニュアンスが、恋愛的な意味で「好きだと告げること」という愛の告白を指す言葉に発展したようです。
「愛の告白」の意味合い
告白の基本的な言葉の意味がわかったところで、恋愛的な「告白」について掘り下げていきましょう。
日本では、告白はただ好きだと打ち明けるだけでなく、交際の申し込みがセットなことが多いようです。そのため一般的には「告白する=付き合ってほしいと伝える」と認識されているといえます。
主に欧米などの海外では告白して付き合うという文化はありませんが、日本において告白はお互いの好意や関係性の確認、交際スタートへの合意という意味合いがあるようです。例えば、「なんとなく好き合っているのはわかるけれど関係があやふや…」という場合、どちらかが告白して相手がOKすれば、2人の関係性が「恋人同士」であるとハッキリするのです。
また告白後は「付き合う」ことになるのですが、「付き合うとはどのような状態?」という疑問を抱く方もいるかもしれません。
「付き合う」の定義や、友達と恋人の違いについて知りたい方は、下記記事も参考にしてみてください。
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告白するべき?大人は付き合うとき告白しない?

告白があって交際が始まるという認識が多いとはいえ、告白は絶対的なルールではありません。特に大人の恋愛の場合、告白がなくてもお付き合いがスタートするケースもあり、告白の必要性については個人によって感覚が異なるようです。
ラブコスメは女性を対象に【告白がないまま、恋人としてお付き合いをした経験はありますか?】というアンケートを実施しました。
Q.【女性に質問】告白がないまま、恋人としてお付き合いをした経験はありますか?
アンケート結果によると「ある」と答えた女性は40%、「ない」と答えた女性は60%でした。半数以上の女性が交際の始まりと告白はセットだと考えているとはいえ、告白がなくてもかまわないという認識の女性も一定数いることがわかります。
告白の必要性(メリット)
ここでは、改めて告白のメリットを確認していきます。
~やっぱり必要?告白のメリット~
- 安心できる
- 気持ちの区切りになる
- 相手へのストッパーになる可能性がある
アンケートで告白と交際がセットだと答えた女性の意見で共通していたのが、2人の関係性がハッキリ定義されないことへの不安でした。
告白を挟むことで、曖昧だった2人の関係が「恋人」として定着し、気持ちに区切りがついたり安心できたりするのは、大きなメリットといえるでしょう。また、お互いが恋人であると認識し合うことで、浮気を防ぐストッパーになる可能性もあります。
年齢を重ねると「告白」の必要性が薄れる理由
アンケートでは、告白がないまま恋人としてお付き合いをした経験のある女性が一定数いました。大人の恋愛では告白は絶対的なルールでないことがわかります。付き合う際に告白しない理由を見ていきましょう。
~大人だから…?付き合う時告白しない理由~
- 駆け引きの時間を短縮したい
- 深く知り合ってから付き合うかどうかを決めたい
- 告白がなくてもお互いを信頼できている
告白の必要性を感じない人の心理のひとつとして、告白をしてから返事をもらうまでの駆け引きの時間を短縮したいということが挙げられます。すぐに返事がもらえない場合、駆け引きのような落ち着かない時間が発生します。人によってはこの落ち着かない期間をつくるよりは、短縮して恋人同士になった方が良いと考えるのかもしれません。
また、深く知り合ってから付き合うかどうかを決めたいのは、「告白で最初に2人の関係性を固定するよりは、先に恋人のような一歩踏み込んだ関係になって、お互いの相性を見極めたい」という心理が働くからだと推測されます。
他にも告白をしない理由として、告白をしていなくても、周囲からカップルだと認識されるほど親密で、2人もその関係性に違和感がない場合が挙げられます。たとえば海外では「告白」は存在せず、デーティングというデートを頻繁にする状態から恋人へと自然に移行していきます。
あえて言葉で気持ちを確かめなくても、お互いの想いを共有できていれば、告白は必要ないのかもしれませんね。
これって告白?告白じゃない?

「好きです。付き合ってください」という言葉は、告白のセリフとしては代表的なものかもしれませんね。どのように想いを伝えるかは人それぞれですが、中には告白と受け取って良いのか悩むような微妙なラインの言葉もあります。
ここからは、「告白かどうかわからない言葉」や「はっきりさせる方法」について解説していきます。
告白かどうかわからない言葉
告白かどうか悩んでしまう微妙なラインの言葉とはどのようなものでしょうか。一例を見ていきましょう。
~これって告白?微妙なフレーズ~
- 気になっている
- ずっと一緒にいたい
- ~~が彼女(彼氏)だったら幸せなのに
冒頭で、現代の日本における告白は、交際の申し込みとセットという認識が多いとご説明しました。そういった背景を考えると「気になっている」というフレーズは関心や好意があることは伝わります。しかし一方で、その後どうしたいのかが分かりづらく、受け取る側が困惑する可能性もあるようです
また、「ずっと一緒にいたい」という言葉も、どういう立場で一緒にいたいのかがハッキリしない分、言われた側が反応に困ってしまうかもしれません。
付き合いたいという意味で言ったのか、恋愛対象としてではなく単純にそう思っただけなのかなど、相手を悩ませてしまうのは言った側としても本望ではないはずです。「ずっと一緒にいたいから付き合ってほしい」というところまで伝えるといいでしょう。
「~~が彼女(彼氏)だったら幸せなのに」というフレーズも、相手に好意があることは伝わりますが、告白ならばあともう一歩踏み込んでみたいところです。「だから私と付き合ってください」と交際の申し込みまでセットにすると、相手にも気持ちが伝わりやすいでしょう。
微妙なニュアンスの告白は、相手を不安にさせてしまうかもしれません。告白するときは、相手に告白だときちんと伝わるような言い回しをすると、少なくなるのでおすすめです。
告白かどうかはっきりさせる方法
逆に自分が上記のような曖昧なフレーズを言われたとき、それが告白かどうかこちら側からハッキリさせるのもひとつの方法です。
「それって付き合ってくださいってこと?」「私もずっと一緒にいたい。恋人になってくれるの?」と、2人の関係を質問すると、次のステップに進みやすいです。自分から告白するような形にはなりますが、曖昧な関係性のままでいるよりは、早いうちにハッキリさせた方が関係性でモヤモヤする心配もありません。
告白は2人の関係を確認し合う大切なステップ

現代の日本において告白は、好きだと伝えるだけでなく、交際を申し込むまでがセットと認識されていることが多いようです。もちろん絶対告白しないといけないわけではなく、告白がなくても恋人同士になる人たちもいます。告白をするかしないか、正解はありません。
ただ、交際スタートへの合意という意味合いを持つ告白は、関係性が曖昧だったり、好意があるのかハッキリしなかったりする場合にお互いの気持ちを確認し合うひとつの方法になります。告白の持つ恋愛的な意味を理解して、気持ちの良いお付き合いをしていきましょう。
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