恋と香りの物語～老婦人の微笑ましい愛～
昔々のお話です。白髪が美しい老夫婦が住む郊外の小さな家の庭にはローズマリーがそこかしこと育ち、可憐な小さな薄いブルーの花を咲かせていました。庭中にあふれるその爽やかな恋の香りを楽しむように老夫婦は楽しそうにおしゃべりをしながら毎日草花の世話をしていました。
ところがあるときを境に庭の草花が元気をなくし、あれだけ生き生きしていたローズマリーもその香りをなくし、うなだれ、いつの間にか消えてしまいました。愛する夫が亡くなり気持ちが沈み、老夫婦の楽しい思い出につながるローズマリーが消えていってしまった…。
その数年後、賑やかな声と共に庭にまたローズマリーが育ち始めました。老婦人の息子夫婦と孫たちの元気な声と、老婦人の笑い声、そしてまたのローズマリーの香り溢れる庭には、家族を愛する老夫婦の思い出がたっぷりと蘇っていたのです。
- 記憶力を高める香り
- ローズマリー、レモン、レモングラス
- 脳を活性化させる香り
- ペパーミント、ローズマリー、バジル
- 幸せを感じる香り
- グレープフルーツ、マンダリン、ジャスミン
恋の香りで女の顔は自由自在…どの顔もワタシ
あなたはどんな人ですか？また、あなたは周りの人にどのようなイメージを持たれていますか？私のアロマイメージセミナーでは、冒頭にこの質問をさせていただきます。
そして自分自身は「シャイでちょっと自信がないように見えるのでは…」と思っていたのに初対面のお隣の席の人と少し話をしてもらうと「とても社交的で明るくて話しやすい人ですね」との感想。人は自分のイメージと人からのイメージにギャップがあるもの。
それを逆手にとればどんな自分にもちょっとの努力で変身できるのです。要は「その気になるかどうか」です。その気になるためには恋の香りの魔術しかありません。
清楚で爽やかな可愛い女性…セレブに見え、上品でしとやかな大人の女性…セクシャルで魅惑的な女性…どうでしょう。 どんな女性に変身してみましょうか？変身に必要なものは「メイク」「ファッション」「恋の香り」そして「その気」です！
- 清楚で爽やかな可愛い女性
- スィートオレンジ、ベルガモット、バイオレット
- セレブで上品でしとやかな大人の女性
- ローズ、リンデン、ネロリ
- エロチックで魅惑的な女性
- ジャスミン、サンダルウッド、イランイラン
甘美な恋の香りの罠…
人を愛することにはさまざまな形があります。その中でも一般的にしてはいけないものが不倫であり略奪愛なのです。それでもパートナーのいる男性を好きになる可能性がまったくない女性はいないでしょう。好きになった人にたまたまパートナーがいた…そんなこともあるわけです。
人生は何があるかわからないものです。隣の芝生が青く見えたり、自分にはない他人の持ち物に執着する…それが不倫であり略奪愛というもの。ダメだと言われると余計に気になり、危険なことに冒険心をくすぐられることもあるかもしれないですが…いけませんね。止められないことも、あるかもしれません。
この蟻地獄のような図は、手の届かない・届きづらい恋の中に甘美な香りがあるからです。甘美な恋の香り…アロマイメージスタイリストの私としては、このケースの香りは限定できません。なぜならば、この甘美な恋の香りはカップルのひと組ひと組によって違うからです。
もしあえてお伝えするなら、彼女がいつもつけているフレグランス類…たとえば香水、ボデイークリーム、シャンプー、ヘアミストなど、その香りを嗅ぐことで彼が彼女をこの短い時間だけ自分のものにできると心を熱くするものだからです。
もしよろしければ私の著書【モテる！男のアロマ入門】Chapter8“アラフォーの大人の恋のサポートはセクシャルアロマ”をお読みいただければ、このドラマティックな恋の香りの利用法を知ることができますよ。どうぞよろしく。
いかがでしょうか？恋の香りが関係する愛憎劇とでも申しましょうか、永遠の愛の形も、限られた時間での愛の形も、いくつもの顔を持つ愛の形も、どれも人の愛情が演じるものです。その中には必ず何かの香りがその時間の流れとともに存在するようです。あなたの髪の香り、唇の香り、肌の香り、そのすべてが愛情や恋へのスパイスとなっているのは確かです。
アロマイメージスタイリスト、芳香心理士、マナー講師。 出身地は神奈川県大和市 現在は埼玉県熊谷市在住。
「学びは癒し」をモットーにアロマスクール運営により多くの人々にアロマテラピー、メディカルハーブ、マナー＆コミュニケーションをお伝えしています。
