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性嫌悪(性嫌悪症)とは?女性のチェック方法とパートナーとの向き合い方

公開日: 2017/12/21  最終更新日: 2021/09/08
性嫌悪症とは?克服方法とパートナーとしての心構え
     

    この記事はこんな人におすすめです

    • 「性嫌悪(性嫌悪症)について詳しく知りたい」
    • 「性嫌悪を克服したい」
    • 「性嫌悪症のパートナーをサポートしたい」

    性嫌悪(性嫌悪症)という言葉を聞いたことがありますか?性、つまりセックスに対し、苦手を超えて嫌悪を感じてしまうだけでなく、特定の相手とのセックスができなくなることです。この記事では、医師の冨田理紗子先生の監修のもと 性嫌悪(性嫌悪症)の概要とやそうなってしまったときの心構えなどを紹介します。

    性嫌悪(性嫌悪症)とは?

    性嫌悪症って何だろう?
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    性嫌悪とは、「セックスそのものや性的な表現、性を扱った物事」に嫌悪感を抱くことです。これが、一般的な性嫌悪症(性嫌悪障害)の症状ですが、最近問題になっているのは、それとはちょっと違うものがあります。

    男性の性嫌悪症(性嫌悪障害)

    「ある時を境に、ある特定の相手とだけセックスができない」そんな症状を抱える人が少なくないようです。こうした性嫌悪症の症状を抱えているのは多くの場合、男性であり、セックスができない特定の相手とは妻(もしくは長く付き合っているパートナー)だといわれています。

    女性の性嫌悪症(性嫌悪障害)

    女性が上記のような症状を抱える場合、相手のことを嫌いになったためセックスをするのも嫌になってしまったというのがほとんどです。したがって夫婦仲も悪く、夫とセックスができなくても、本人はさほど問題を感じていないという傾向にあります(中には「夫のことは愛しているけれど、セックスは別」というケースもありますが)。

    しかし男性の性嫌悪症の場合、夫婦仲は決して悪くなく、むしろ良好なことが多いのです。一緒に外出や旅行もするし、夫婦の会話もちゃんとある。傍目にはまったく普通の、仲の良い夫婦として映っていることでしょう。ただ一つ、「セックスが全くない」という点を除いては。

    性嫌悪症(性嫌悪障害)チェック

    以下の項目に当てはまる数が多い場合、性嫌悪症の疑いがあるかもしれません。もしかして性嫌悪症?と思ったら、以下の項目をチェックしてみましょう。

    • 性欲は普通にある
    • 自慰はする
    • 夫(妻)とは1カ月以上セックスしていない
    • 夫(妻)のことは親子やきょうだいのように感じられ、異性として見れない
    • 夫(妻)からセックスに誘われるなんて考えられないし、応じたくない

    性嫌悪症の問題点

    悩みすぎないで一緒にがんばろう!

    一方が性嫌悪症であっても、たとえば夫婦それぞれが「今後性的な行為はなくてもいい」という気持ちでいるならば、無理に解消していかなければいけないというわけではありません。ただし「双方が性的な行為が無くてもいいと考える」状況は、あまり多くはありません。

    また夫婦やカップルのうち、女性の側が性嫌悪症を抱えている場合、最初のうちはあまり大きな問題にならないかもしれません。男性は性欲を解消する手段を多く持っているので、パートナーとセックスができなくてもなんとかなることが多いです。しかしセックスのできない期間が長くなると、男性が家庭以外にそうした相手を持つ、つまり浮気をすることもあるでしょう。

    男性が性嫌悪症の場合、女性の側は主にメンタル面で不安を抱えがちです。「自分には女性としての魅力がないのかもしれない」「オンナとしてもう終わってしまったのではないか」そんなふうに悩んでしまうことが少なくありません。

    女性の性的問題を解決する手段はまだまだ少なく、男性の性嫌悪症が問題視されている陰には、こうしたことが関係していることも考えられます。

    性嫌悪症の原因

    性嫌悪には男性と女性で、それぞれいくつかの原因があります。原因をひも解くことで自分の性嫌悪と向き合うことにもつながりますので、チェックしてみましょう。

    女性に多い性嫌悪症(性嫌悪障害)

    一般的に女性に多い性嫌悪症の要因には下記の原因が挙げられます。

    • 子供のころの教育
    • 男性から受けたセクハラやパワハラ
    • 幼少期に受けた性的被害
    • 男性による性犯罪などのニュースの影響
    • 許容範囲を超える性的コンテンツを目にして

    「子供のころの教育」は、例えば親が恋愛の漫画などを「汚らわしい物」「子供が見るべきものではない」と強く言い聞かせることで、大人になっても「セックスやそれにまつわる行為は汚らわしい物で嫌悪すべきもの」という認識になってしまっている例です。女性は特に「性的対象に興味を持たないことが正しい」という教育を受けることが多いです。

    他にも女性は成長の過程で「性的対象として見られることによる弊害」に出会いやすいです。例えば痴漢やしつこいナンパ、露出狂、性的な言葉でのいやがらせ等です。そういった経験は男性と性的な情報が結びついた時に、嫌な記憶としてよみがえってくることがあるのです。

    普段は意識していなかったにもかかわらず「なぜか男性の性欲に対して嫌悪感があるけどなぜだろう?」と考えてみると、「この経験のせいだ」と思い当たることがあり、その後さらにそれを意識するようになることもあります。

    一方で自分で何かを経験していなくても「ああ、男性って嫌だ。性的なことはよくないことだ」と実感するニュースや情報を見た時に、性嫌悪の感情が強くなることがあります。

    本来恋人同士のセックスは愛情表現なのですが、こういった「性」の良くない部分が結び付いてしまっていることで性嫌悪の原因となっていくのです。

    男性に多い性嫌悪症(性嫌悪障害)の原因

    一方で男性の性嫌悪は、性欲を感じる自分自身への嫌悪とつながっていることもあります。そもそも守るべき、慈愛を注ぐべき対象である家族を性的対象として見ることに罪悪感があり、セックスそのものを遠ざけようと嫌悪する場合です。

    • 「家族」を性的対象としてみる罪悪感
    • 「性」を加害的欲求として捉えている
    • 子供のころの教育や親の価値観

    その他にも自分の中の性欲に「加害的欲求」が混ざっているのを自覚していると、「セックスなんて汚らわしいもの」という認識に繋がりやすいです。

    また幼少期に母親が「性的欲求を持つ大人の男性は汚らわしい」という価値観を持っていることで、無意識に「嫌われる人間になってはいけない」という心理が働き、一緒に性的欲求やセックスを嫌悪するようになることもあります。

    性嫌悪症の治療方法

    性嫌悪症を克服したいな…

    そのままにしておくと、夫婦にとってデメリットがある性嫌悪症ですが、どのようにして治療していくのでしょうか。最初にお伝えしておくと、性嫌悪症を克服するのは専門家でも「非常に難しい」と考えられています。

    性嫌悪症(性嫌悪障害)の治療(1)通院と投薬

    たとえば、性嫌悪症やセックスレスの治療を専門としている病院で性嫌悪症だと診断された場合、1カ月~2カ月に一度通院し、心理療法+抗うつ薬や性的不能治療薬などの投薬を行います。早ければ6カ月ほどで改善し、パートナーとのセックスを再開できることがありますが、こうしたケースはごくわずか。通常は年単位で治療を続ける必要があり、それでも最終的には3割程度しか克服できないといわれています。

    性嫌悪症(性嫌悪障害)の治療(2)パートナーとの話し合い

    性嫌悪症やセックスレスを克服するには、セックスに関わることをパートナーと話し合わなければなりません。性的なことを人前で話し合うことに慣れていない日本人にとってはまず、そのことがネックになるでしょう。さらに、セックス以外に問題のない夫婦やカップルにとっては「わざわざ問題を掘り起こす必要はない」ので、そのままにしておくこともあるようです。

    性嫌悪症の原因として、男性が苦手だったり、怖かったりということも考えられます。自分が男嫌いなのかどうかや、克服方法について知りたい方は、下記記事も参考にしてみてください。

    男嫌いの原因と克服方法について詳しく知りたい方はこちら

    性嫌悪症(性嫌悪障害)克服のためのステップ

    もしも、そうしたハードルを乗り越えても性嫌悪症を克服したいという場合、以下のような方法をとってみてはいかがでしょう。

    性嫌悪症克服のためのステップ

    ステップ1

    近くを通るときにさりげなく相手に触れたり、肩や髪の毛についたゴミをとったり(とる真似をしたり)して、まずは自然なスキンシップをはかる

    ステップ2

    爪を切り合う、肩をもみ合うなどして、少しずつ接近に慣れてい

    ステップ3

    肩を寄せ合ってテレビや映画を観たり、手を握れるようになったりしたら、1本指で交互に相手の背中をかく。1本指でかくということは、相手に注文をつける必要が出て来るため、その後、セックスに進んだときに意思の疎通を図りやすくなる

    ステップ4

    性器以外の全身を愛撫し合う。時間を決めて、5分交代などでするとよい。その際、お互いに「そこはくすぐったい」「気持ちいい」などの感想を伝えること

    ステップ5

    性器を含めた愛撫をする。4と同様、時間を決め、お互いに感じた場所を素直に伝える

    ここまでできたら挿入もあと一歩です。その後、セックスを続けていければ、無事に性嫌悪症は克服できたといえます。

    一つの考え方として「性的なもの」と、「大切な人との愛情のスキンシップ」を分けて考えるという方法もあります。同じ「セックス」という言葉でくくられがちですが、セックスが嫌いなままでも、「大好きな人との体のふれあいや愛情表現」がきちんと切り離せて、ポジティブに受け止められるようになれば二人の間に問題は起きにくくなります。

    大切なのは、決して焦らないこと。前述のように性嫌悪症の治療は、専門機関でも最低半年、通常は数年かかります。1カ月や2カ月でなんとかしようと焦らず、時間をかけて取り組んでいきましょう。

    性嫌悪症は二人で乗り越えていこう

    性嫌悪症は、夫婦(またはカップル)二人の問題です。性嫌悪症を抱えている側はもちろん、そのパートナーも悩み、苦しみます。「本当はどうしたいのか」二人で考え、乗り越えていくことが大切といえるでしょう。

    監修:医師 冨田理紗子先生
    医師 冨田理紗子先生お写真

    浅井病院 精神科部長(救急部門担当)。川崎医科大学卒業後、精神科を専門に治療にあたる。取得資格も活かしながら、お一人おひとりにあった親身な診察を心がける。

    ●資格等
    ・精神保健指定医
    ・日本精神神経学会精神科専門医
    ・日本精神神経学会精神科指導医

    ⇒浅井病院公式ホームページはこちら

    ※本記事の医師監修に関して学術部分のみの監修となり、医師が商品を推奨している訳ではございません

    ラブコスメ編集部 ライター・編集者:古賀咲楽(こが さくら)
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