ナイアシンアミドとは?

ナイアシンアミドは、ビタミンB群の一種(ビタミンB3)として知られる成分です。 スキンケア成分の中でも、非常に幅広い目的で使われており、「万能成分」と呼ばれることもあります。
ハリ感、キメ、肌印象のサポートなど、 ひとつの悩みに特化するというより、肌全体のバランスを整える方向性で用いられるのが特徴です。
なぜ「何にでもいい」と言われるの?
ナイアシンアミドが注目される理由のひとつは、 さまざまなケアと相性がよく、他の成分と組み合わせやすい点にあります。
乾燥が気になるときも、 年齢による変化が気になり始めたときも、 肌が不安定なときでも。
「今の肌状態を大きく揺らさず、土台を整える」 そんな役割を担うことが多い成分です。
刺激が少ないという安心感
スキンケア成分の中には、 「効くけれど、肌が疲れてしまう」ものも少なくありません。
その点、ナイアシンアミドは、 比較的刺激感が出にくい処方に使われることが多く、 朝晩問わず取り入れやすい成分として知られています。
変化を急がせるというより、 肌の調子を崩しにくくするためのサポート役。 それが、ナイアシンアミドの立ち位置です。
目立たないけれど、欠かせない存在

ナイアシンアミドは、使った瞬間に劇的な変化を感じるタイプの成分ではありません。
しかし、「そういえば最近、肌が安定している」「調子を崩しにくくなった気がする」 そんな実感につながりやすいのが、この成分の特徴です。
特別な日のための成分ではなく、毎日のための成分。 派手さはありませんが、 続けることで“肌の基礎体力”を支えてくれる存在といえるでしょう。
『お客様のために何ができるか?』を日々自分に問いかけながら、猪突猛進に突き進むラブコスメの商品開発担当。
最愛の仕事道具は手帳に挟んでいるペン。気付いたこと、思いついたこと、伝達事項、開発時のラフ…。全てはこのペンで、一度紙に書き出します。そこから、全てが始まるのです。



