平泉春奈さん（Instagram人気イラストレーター）とコラボ企画！してみたい妄想エッチをTwitter募集

「これは、信頼があって成立する行為だ」

彼はそう言いながら黒い帯のようなものを持って私に近づく。
挑むような視線が私を突き刺し、甘美な感覚が身体中に溢れ出した。

ああ……私、これからどうなっちゃうの？
それは絶望じゃなくて、渇望だった。

「俺を信じられる？」

瞳の奥に色濃い欲望を浮かべながら、彼は言った。

「信じる」

そう言った瞬間、黒い帯が私から視覚を奪った。

突然暗闇に突き落とされて、なんとも落ち着かない気持ちになる。
でもそれと同時に、好奇心と期待が膨れ上がっていく。

「……今どんな気持ち？」

耳元で彼の低い声が響く。

「……ドキドキする」

自分の声は、うわずって掠れていた。
彼のフッというような笑い声が聞こえてくる。

「最高に気持ち良くしてやる」

囁き声と同時に、両手を掴まれ頭の上に持ち上げられた。
金具のようなものがガチャリと音を立て、私の両手首は拘束された。
全てを曝け出す格好をしている自分を想像し、鼓動が早まる。

彼はもう一度口移しでワインを飲ませた後、
赤ワインまみれになった口内に舌を滑り込ませた。
さっきまでブドウの甘さに満ちていた口内は、瞬時に彼の味に変わった。
彼の舌が執拗に私の中を探索する。
何かを与えているような、あるいは奪っているような激しいキス。
視界が閉ざされた中酔いも回り、静かな快楽の海に溺れていく。

彼の舌と指先は焦らすように私を弄ぶ。
フェザータッチで上から下まで触れられて、
身体中の細胞が甘く弾けるその瞬間を待ちわびる。
ああ、もう我慢できない……一体いつまでこれが続くの？
自由を奪われ先が見えないこの状況に、一抹の不安を感じ始めた。

「もうダメ……お願い。手、解いて」
「だめだよ。きみは俺に一方的に犯されるんだ」
「嫌……」
「そんなこと言って……」

指先が下半身に下りてきて、私の敏感な中心部分を難なく探り当てた。
身体に電流が走るような快感が走る。甘く淫らな声が喉の奥から思わず漏れた。
そしてそのまま、ゆっくりと私の中に入ってくる。ああああ……
引っかかることなく、滑り気のある液体がいやらしい音を立てた。

「身体は準備万端みたいだけど？」

耳元で笑いを含んだ低い声が響き、カァッと顔が熱くなる。
そう、私は確かにこの官能的な状況に酔いしれている。
ただ心の中にいるもう一人の自分が、反抗的でいようとしているだけだ。

「俺を信じろ」

耳元で熱い吐息と一緒に囁かれたその言葉で、全ての枷が外れた。
彼の意地悪だけど、どこか優しさが滲み出た行為には
私に対するたしかな愛と尊厳があった。

私は、もどかしいほどゆっくりと続く甘い拷問に、ただひたすら身を委ねた。

編集部のここが推し！ポイント

目隠し＆拘束で自由を奪われ、さらに口移しでお酒を飲まされ「これからどうなってしまうの…！？」というハラハラ、ドキドキ感が選定の決め手になりました！