夫婦で考える不妊と子宮とセックスの話

知っておきたい、卵子と子宮と年齢の話とは?【医学予防士監修】

公開日: 2014/11/25  最終更新日: 2021/04/16

卵子と子宮の画像
     

    見た目が若くても、卵子は年齢を重ねてる

    女性の写真
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    昨今、年齢を重ねても見た目は若いまま、という女性が増えています。

    しかし、そんな若々しい見た目を保ったままの女性であっても、誤魔化しがきかないものがあります。それが、卵子の年齢です。

    女性は生まれてくる時に、すでに一生分の卵子(正確には卵子のもと)を持っています。その卵子は、母親の胎内にいる時から作られているので、生まれてくる時点ですでに約1年が経過していることになります。すなわち、産まれた時点で女性の卵子年齢は、ほぼ1歳に近いわけです(ちなみに人の性別は、受精した瞬間に決まります)。

    よって、卵子の年齢は、実年齢+1歳と考えると良いでしょう。これは、産まれたばかりの赤ちゃんでも、女子大生でも変わりません。卵子の年齢は、女性が重ねた年齢以上に、歳をとっているのです。これが、年齢を重ねた女性が妊娠しにくくなる理由のひとつ、卵子年齢の高齢化です。

    年齢を重ねた女性が妊娠しにくい本当の理由

    しかし、妊活中の年齢を重ねた女性、具体的には30代後半以降の女性が妊娠しにくいのは、卵子の高齢化だけが原因ではないのです。

    卵子は高齢化しているだけでなく、数も減っています。さらにそのうえ、その中に残っている「胎児になれる卵子の数」も減っているのです。これも不妊の原因のひとつです。

    さて、ここで登場した「胎児になれる卵子の数」とは一体どういうことなのでしょうか?実は、卵子の中には、「胎児になれる卵子」と「胎児にはなれない卵子」とが存在しています。その違いは見た目で判断することができず、見た目以外のどこに違いがあるのかも、現代医学ではまだはっきりとわかっていません。

    しかも、その「胎児になれる卵子」がどれくらいの割合あり、一生のうち、どのタイミングで排卵されるのかはまったくのランダムで決まっていません。そのため、若いうちに集中的に「胎児になれる卵子」ばかりが排卵される人もいれば、初潮から閉経までバランスよく排卵される人もいます。この場合、前者と後者とでは、年齢を重ねてから妊娠する確率が大きく変わってくることは明らかです。

    また、卵子が高齢化しているのであれば、それを保存している卵巣や子宮も、当然高齢化しています。子宮の高齢化は、受精卵の着床や着床した受精卵の成長を妨げることが多く、不妊の一因になっています。

    すなわち、年齢を重ねると女性が妊娠しにくくなるのは、単に卵子が老化しているだけではなく、

    • 卵子が高齢化している
    • 卵子が少なくなっている
    • 残っている卵子の中に、胎児になれる卵子が少ない
    • 子宮も高齢化している

    これらが複雑に作用して、妊娠しにくい状況をもたらしているのです。

    卵子や子宮だけじゃない、精子だって老化する

    老化するのは、卵子や子宮だけではありません。不妊の問題では、とかく女性の年齢にばかりスポットが当たりがちですが、実は男性の年齢も不妊に関わってくるのです。

    産まれた時すでに一生分の卵子を持っている女性とは違い、男性の精子は毎日体内で作られています。ですから一見、高齢化とは無縁のように思えるかもしれませんが、精子を作る本体、つまり体が高齢化していれば、当然その産物である精子にも影響は現れます。

    現に、父親の年齢が40歳を境として、妊娠率の低下や流産の増加、子どもの病気の増加が見られるとした研究結果が発表されています。
    女性だけでなく、男性の加齢も、妊娠に影響を与えているのです。

    大切なのは、正しい知識を得て、さまざまな事態を想定しておくこと

    水を飲む女性

    「結局年齢を重ねると妊娠しにくいことに変わりはないんでしょ?」今回のコラムを読んで、そう感じた女性もいるでしょう。

    それはたしかに一理あるかもしれません。しかし、過ぎてしまったこれまでの時間を取り戻したり、変えたりすることはできませんが、これからを変えることはできます。正しい知識を知る前と知ったいまとでは、自分の体や妊娠に対する考え方も少し変わっているはずです。

    そして、体の声に耳を傾けてあげてください。月経は順調か、ストレスは溜まっていないか、そのほか体調におかしなところはないか、自分の体をしっかりと見つめ直しましょう。忙しさに追われて、体の不調を見てみぬふりをしているとしたら、この機会に病院に行く、食生活のバランスを見直すなど、自分の体をいたわることが大切です。場合によっては、セックスの回数を増やすことが、体調の改善につながることもあるかもしれません。

    そのうえで妊娠するには、これからどうしていくのが良いか、考えてみましょう。ここで考えて出した結論は、きっとあなたを妊娠に近づけてくれるはずです。

    著者:山本尚恵(医療ライター)

    PR会社、マーケティングリサーチ会社、モバイルコンテンツ制作会社などでの勤務を経て、2009年よりフリーランスのライターに転身。
    おもに妊娠や不妊に関する執筆を手がけ、医師や専門家への取材も多数。2014年4月に発売された「不妊治療ステップアップベストガイド」の執筆を担当。レディース予防医学指導士。

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